Product Details
ISBN 10 : 406534025X
Content Description
日本人はなぜ、いつ、どのようにして「読者」になったのか?
活字メディアの流通(鉄道を使った中央出版物の地方への即時輸送)、ツーリズムの発展(旅中読者の全国移動)、読書装置(新聞縦覧所と図書館)の普及という三つの要素を通して、日常的に活字を読む習慣を身につけた「読書国民」が誕生してくる過程を、第一人者が活写!
[目次]
はじめに
■第一部 流通する活字メディア
第一章 全国読書圏の誕生
第二章 「中央帝都の新知識」を地方読者へ――新聞社・出版社による地方読者支援活動の展開
■第二部 移動する読者
第三章 車中読者の誕生
第四章 「旅中無聊」の産業化
■第三部 普及する読書装置
第五章 読書装置の政治学――新聞縦覧所と図書館
第六章 図書館利用者公衆の誕生
あとがき
学術文庫版へのあとがき
【著者紹介】
永嶺重敏 : 1955年、鹿児島県生まれ。九州大学文学部卒業。元東京大学図書職員。出版文化・大衆文化研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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朗読者
読了日:2025/05/02
シルク
読了日:2025/06/21
緋莢
読了日:2024/07/11
manabukimoto
読了日:2024/02/14
iwasabi47
読了日:2023/12/18
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