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食事から日本の歴史を調べる 平安-鎌倉-室町時代の食事 歴史ごはん

永山久夫

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774327747
ISBN 10 : 4774327743
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

食べられる歴史ごはんレシピつき!

目次 : 第1章 平安時代の食から見る歴史(変化の少ない貴族の食事 紫式部のふだんのごはん/ 貴族は「食べたい」と思ってはだめ/ 見るだけになった「大饗料理」/ 食べ方までちがった庶民のごはん/ 仏教がくらしにもたらした影響/ 貴族社会に変化が起こる)/ 第2章 鎌倉時代の食から見る歴史(ぜいたくをせず、強い体をつくる源頼朝の質素なごはん/ 食事で武士の心がまえを示す/ 農業が大きく発展する/ 物の売り買いが広がる/ 新しく伝わった禅宗がもたらしたもの/ 精進料理が和食の基礎をつくった)/ 第3章 室町時代の食から見る歴史(織田信長が徳川家康をもてなしたごちそう/ ぜいたくをきわめた本膳料理/ “どのように食べるか”も重視/ 日本文化の基礎がかたまる/ 生産性が上がり、農民が力をつける/ 経済の発達と文化の広がり/ 戦のときの食事)

【著者紹介】
永山久夫 : 食文化史研究家、日本長寿食研究所所長。1932年、福島県生まれ。古代から明治時代までの食事復元の第一人者として活動。日本各地に赴き、長寿の人の食事を調査研究する

山本博文 : 歴史学者(日本近世史)、東京大学史料編纂所教授。1957年、岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さつき

    平安時代から室町時代までの食事が再現されていますが、カブとイワシの登場回数の多いこと!現代でもよく食べる食品ですし、だんだんと和食に近づいてきた印象。信長が家康をもてなした本膳料理は圧巻です。これだけ沢山の食材で作るご馳走、当時はいったい何人くらいの人が携わって作っていたのかな?

  • 天の川

    調べ物で。子ども向けの本だが充実の内容。平安〜戦国時代までの各階層の料理を再現した写真と解説が面白い。贅沢な貴族の食事よりバランスが取れた庶民の食事。産業の発達によって少しずつ進化していく調味料。平安時代のつばきもち、戦国時代の兵糧丸のレシピも写真付きで。羊羹って、本来は羊肉入スープ…確かに漢字を見るとそうです。納得。鎌倉武士は玄米一日5合をしっかり噛んで食べたって凄い。面白ネタもありつつ、内容とてもしっかりしてました。

  • ののまる

    戦わないといけないためにヘルシー志向の武士の食事が、だんだんと平安貴族のように奢侈になっていく。

  • 図書館本。歴史の中で、人はどんな食材をどのように食べてきたのか、という話。第2巻。品数多い平安の貴族のごはんから、鎌倉・室町の武士の質素なご飯へ。いつの時代も、イワシとカブは強い味方。

  • やちゆう

    娘の6年生のクラスで朝の読み聞かせ。平安貴族と鎌倉武士、そして信長が家康をもてなした料理の写真をメインに、部分的に読んで本を紹介した。紫式部の普段の食事は蒸しごはんに4つの調味料を添えて。宴会料理はほぼ見るだけ、使い捨て素焼きの皿も使用。源頼朝は玄米を一日5合、一汁二菜、質素だけど健康的な食事。現在にかなり近くて共感できて面白い。

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