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ISBN 10 : 4121601416
Content Description
戦後東アジアの国際環境を規定した冷戦。だれが、どのような要因から、かくあらしめたのか―。日本が再生したアジアの状況。
目次 : 第1章 序説・冷戦思想の疫学的起源(冷戦の意味/ 疫学的地政学/ 「隔離」と「封じこめ」)/ 第2章 冷戦論争のアメリカ的性格(歴史認識の政治学/ ウィスコンシン学派の風土的基礎)/ 第3章 リヴァイアサンの火(共通の課題―海洋戦略/ 戦後構想と原爆開発/ 悲劇の根源―ポーランド問題)/ 第4章 ヤルタ体制のアジア的構造(“実践規範”としての国際体系/ 重慶・延安・ワシントン/ “ヤルタ取引き”の構造)/ 第5章 原爆投下の決定(問題の所在/ 官僚機構内部の対立/ 原爆と極東外交/ 内政の拘束と機構の惰性)
【著者紹介】
永井陽之助 : 政治学者。東京工業大学・青山学院大学名誉教授。1924(大正13)年生まれ。1950(昭和25)年、東京大学法学部卒業。ハーバード大学に研究員として在学中の1962年にキューバ危機が起こり、国際政治のリアリズムに関する研究を始める。非武装中立を批判する一方、軍事力の過大評価を警戒しタカ派も批判した。1967(昭和42)年、「日本外交における拘束と選択」(『平和の代償』所収)で吉野作造賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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紙狸
読了日:2022/06/05
ヴァン
読了日:2017/07/31
カラコムル711
読了日:2015/07/17
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