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ISBN 10 : 4168130940
Content Description
鎌倉幕府の成立は日本史上まれにみる大変革であった。中核にいたのは、この頃台頭する東国武士団。一連の歴史的事件の始まりは「源頼朝の旗揚げ」というより、東国武士団が無償の奉仕と訣別し、働きに見合った恩賞を確立する中世の夜明けに他ならない。鎌倉時代の歴史小説の第一人者による決算書ともいうべき総論。
目次 : 嵐の中への出発―治承四年八月/ 中世宣言―三浦義明の場合/ 空白の意味するもの―上総広常の場合/ 功名手柄―熊谷直実の場合/ 東国ピラミッド―源平合戦の意味/ 「忠誠」の組織者―梶原景時の場合/ 大天狗論―東国対西国/ 奥州国家の落日―征夷大将軍とは何か/ 裾野で何が起ったか―曾我の仇討にひそむもの/ 血ぬられた鎌倉―比企の乱をめぐって/ 雪の日の惨劇―三浦義村の場合/ 承久の嵐―北条義時の場合
【著者紹介】
永井路子 : 1925(大正14)年、東京に生れる。東京女子大学国語専攻部卒業。小学館勤務を経て文筆業に入る。65年、「炎環」で第52回直木賞受賞。82年、「氷輪」で女流文学賞受賞。84年、第32回菊池寛賞受賞。88年、「雲と風と」などで吉川英治文学賞受賞。2009年、「岩倉具視」で毎日芸術賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ちゃいろ子
読了日:2022/08/03
翔亀
読了日:2022/02/27
MAEDA Toshiyuki まちかど読書会
読了日:2022/01/10
のれん
読了日:2021/09/09
MAEDA Toshiyuki まちかど読書会
読了日:2022/09/10
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