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南沙織がいたころ

永井良和

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022734167
ISBN 10 : 4022734167
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2011
Japan

Content Description

南沙織がデビューしてから40年。瞬く間に人気者になった彼女だったが、「アイドル」という生き方を拒否した。笑顔の陰で、少女が必死に守ろうとしたものは何か。「サオリスト」の関西大学教授が綿密に追う。

【著者紹介】
永井良和 : 1960年、兵庫県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程(社会学)学修退学。現在、関西大学社会学部教授。現代風俗研究会会員。専門は大衆文化論・都市社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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「南沙織」という日本芸能史上、唯一無二と...

投稿日:2011/10/05 (水)

「南沙織」という日本芸能史上、唯一無二といった「特別な存在」を知らない人のために、「南沙織」と当時の「沖縄と日本の状況」について説明すべく書かれた本。興味の無い人は読んでもさほど面白くないと思います。また「サオリスト」にとっては「今更、、、。」といった内容も多く、著者の個人的思い入れや、芸能誌ネタが目立つのも気にはなります。もし、違う「サオリスト」が書いたら、もっと違う表現や内容になった部分もあるかと思います。ですが、事実に沿って誠実に書かれていることには好感が持てます。1970年代前半に興味のある方は読んでみてください。 このように「南沙織」さんについての書物が発売されるようになった事を素直に喜びたいと思います。そして、このことが機運となり、沙織さんの「紅白歌合戦(復帰時の「色づく街」も含む。←今にして思えば熱唱でした。)」+「夜のヒットスタジオ」+「ザ・ベストテン」出演時「DVD」の発売される事を強く望みます。新たな「沙織伝説」が始まりますように。

toku さん | 埼玉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 女神の巡礼者

    ほぼ同年代の著者による南沙織論。現代のアイドルファンとはまったく違う、昭和のアイドルファンあるあるが無性に懐かしい。『明星』や『平凡』の切り抜き沢山持っていました。それから40年余り。すっかり中高年になった私の人生で、周りは長渕だサザンだとさわいでいましたが、私のお気に入りはいつもアイドルでした。今も「乃木坂46」にはまっていますが、公言するのはためらってしまいます。でもあの昭和のアイドルたちの輝きを浴びて育った者の心は、死ぬまでアイドルを求めてしまうような気がします。

  • nadaha

    今となっては日本最初のアイドル、というような形で取り上げられることの多い南沙織。日本のアイドル文化の礎が築かれたこの頃は、事務所もレコード会社もいろいろな試行錯誤をしていたし、だからこそ歌手への配慮は二の次になっていたんだろうなぁ。レコードやブロマイドを売れる歌手を「アイドル」と呼んでいた時代は僕にはもう想像でしか語れないからこういう当時のファンや関係者の回顧録のようなものは勉強になる。しかし改めて筒美京平は本当にすごいなー。

  • るな

    昨年、作曲家の筒美京平さんが亡くなり、その功績を称える動きが広がっている。私が筒美さんを知ったのは南沙織の歌を通してだった。本書は、彼女の大ファンである著者が綴った南沙織の軌跡。1971年にデビューし、1978年に引退したので懐かしい記憶の中のスターだけど、今当時の写真を見ても、とても可愛くかつ綺麗だ。彼女をスターダムに押し上げたのは、筒美さんの優れた楽曲の力も大きい。南沙織自身が好きだという2曲目のシングル「潮風のメロディ」に代表される、過ぎ去った恋を追憶する歌の切なさは何度聴いても心に沁みる。

  • とらまま

    真理ちゃんとは違う、クールさが好きでしたよ〜。なるほどそういうことでしたか・・・。あのころはガキンコ過ぎて何も気づきませんでした。ファンは是非一読を!

  • paruparu

    著者の南沙織への愛情が伝わってくる本でした。沙織という名前を子供につけるくだりでは、やや強引な気もしましたが、限られた資料の中でよくここまで書いたなという気はします。優しさを感じる本でした。

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