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福を届けよ 日本橋紙問屋商い心得 小学館文庫

永井紗耶子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094062748
ISBN 10 : 4094062742
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

長年仕えた店主に気に入られ、日本橋の紙問屋で若き主となった勘七。その頃、小諸藩から藩札作りの大仕事が舞い込む。しかし、藩の内紛に巻き込まれ、店が襲われた。藩札が奪われ、父親の善五郎はその時のけがが元で亡くなり、二千両もの借金を背負ってしまう。そんななか勘七は、新三郎や紀之介といった親友や、祐筆を辞め町人となって実家に戻ってきたお京と付き合い、勝麟太郎や浜口儀兵衛から助言をもらい商いを学んでいく。巨額の借金をどう返済するのか。商人の心構えが詰まった、熱血時代小説!

【著者紹介】
永井紗耶子 : 横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。新聞記者を経て、フリーランスのライターとして、雑誌、新聞の記事を執筆。2010年、第十一回小学館文庫小説賞を受賞し、『恋の手本となりにけり』の題名で刊行し、作家デビュー(文庫化に際し『部屋住み遠山金四郎 絡繰り心中』と改題)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 三代目 びあだいまおう

    長年仕えた店主に気に入られ、日本橋の紙問屋で若き主となった勘七。その頃、小諸藩から藩札作りの大仕事が舞い込む。ところがそれがもとで2000両もの莫大な借金を抱える!時は幕末、黒船以降江戸が騒々しくなる最中、店は、借金はいかに?題材自体大好物!時代が変わる中、先代の教えに執着すべきか悩むが『自信が無いぶん他人の話をきちんと聴く』が奏功してゆく。商いは相手に福を届けること!誠実で思いが深い勘七を助ける周りの面々が痛快でいい感じ。時代を越える力は現代にも通じ、まさに『明治維新商人Ver 』(大袈裟か?)‼️🙇

  • 真理そら

    桜田門外の変からスタートして幕末の激動の中を生き抜いていく商人の話。この時代は武家も大変だったけれど商人もそれまでの商売の手法が通じなくなって大変。幼馴染の4人の若者がこの時代をどう生きたかという物語と商家の奉公人から養子になって若だんなになり主人になった勘七が借金を返済するために奮闘する物語という個人的な大好物の合わせ技で大満足の読書だった。稲村の火で有名なヤマサ醤油の濱口儀兵衛や勝海舟、横浜発展の基礎を築いた高島嘉右衛門も登場する。高島易断を創った嘉右衛門が占いの話をしているのもおもしろい。

  • 江戸から明治になる頃が舞台。少しずつ歴史を学んでます。組織から何からスゴイ変化だったんでしょうね、ヒトって変われるんですね。この作家さんの描く女子が好きです。

  • kei@名古屋

    まさかの感想二人目!!幕末の町人に視点を当てていて、私は好きですよ。高島屋ってあのタカシマヤかなぁ?

  • 浮草

    江戸末期の御用商人が、藩のドタバタに巻き込まれ損をする。それにこだわるか、商人道を見出すか。粋を大事にする友人や、勝海舟など、江戸方の町人のあり方も面白かった。旅立ちを寿ぐ「赤ケット」、いだてんにも旅立ちに巻いてたような?

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