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総特集 水野英子 自作を語る

水野英子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309291819
ISBN 10 : 4309291813
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2022
Japan

Content Description

「女手塚」と呼ばれたマンガ界の巨匠が自作を語り尽くす7万字超えのインタビュー!!図版点数500点以上でたどる、初の総特集。

目次 : 序章 なぜ水野英子は「女手塚」と呼ばれたのか?銀の花びらひらくまで―水野英子と『少女クラブ』/ 7万字ロングインタビュー「水野英子、自作を語る。」/ アーリー水野英子 1955〜1957/ 「銀の花びら」とトキワ荘時代 1957〜1959/ 「星のたてごと」と月刊誌の時代 1960〜1962/ 週刊誌とロマンチック・コメディの時代 1963〜1968/ 『週刊セブンティーン』と「ファイヤー!」の時代 1968〜1971/ 多様な雑誌と珠玉短編の時代 1971〜1981/ 芸術と歴史 バレエ、オペラ、アートの時代 1976〜20XX/ 終章 水野英子―少女マンガの歴史をとりもどすための鍵

【著者紹介】
水野英子 : マンガ家。1939年10月山口県生まれ。手塚治虫に見いだされ、55年、15歳の時『少女クラブ』にてカットとコママンガでデビュー。ストーリー作品のデビュー作は56年「赤っ毛小馬」。最初の本格的長編連載「銀の花びら」(57〜59年)がヒット、続く「星のたてごと」(60〜62年)で人気を不動のものにする。戦後の少女マンガ黎明期において華麗で繊細な画面構成、ダイナミックなストーリー展開、男女の恋愛を描くなど、女性作家として新しい表現の道を切り拓いてきた。その作品は数多くのマンガ家に影響を与えている。また「トキワ荘」住民の紅一点であり、石ノ森章太郎、赤塚不二夫と共に「U・マイア」として作品を発表している。神話、バレエ、オペラなどに造詣が深く、それらを基にした幻想的な物語はもちろん、人間の本質を見つめた骨太なドラマをも得意とする。帝政ロシアを舞台にした歴史ロマン「白いトロイカ」(64〜65年)、アメリカの青年ロックミュージシャンの生き様を描いた「ファイヤー!」(69〜71年)など代表作多数。1970年第15回小学館漫画賞、2010年第39回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞。2020年に開館した豊島区立トキワ荘マンガミュージアムには水野の暮らした部屋も再現されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • bura

    水野英子92歳。デビュー作から上京してトキワ荘のU.マイア時代、そして「銀の花びら」連載開始、70年代の名作「ファイヤー!」、後期のバレエ、オペラ、アートの時代まで全7章で構成されている。貴重な資料となる一冊。それにしてもデビュー当時のイキイキとした線やキャラクターは手塚治虫を彷彿させる。天才少女の出現だったのだろう。 復元した「トキワ荘マンガミュージアム」の自室に座るその姿を見る事ができて、とても嬉しい。

  • 天の川

    トキワ荘の紅一点、水野英子さんが描く絵の美しさや台詞のテンポの良さに惹き込まれたのは、父の実家に帰省した時に見つけた古い「りぼん」の中の「ハニーハニーのすてきな冒険」だった。随分後になって、水野さんのコミックスを集めたけれど、今、手元に残っているのは「ムッシュウ泥棒」だけ…💦24年組の活躍に先鞭をつけるような存在だったと思う。とは言え、代表作の「ファイヤー!」は読んでいないことに今更気づく。

  • ヨーイチ

    三つ上の姉が読んでいた週刊マーガレットをお相伴して記憶していた作家。追っかけていたわけではないので、全体の三分の一位しか知らなかった。「白いトロイカ」「ハロードク」辺りが一番懐かしい。今から俯瞰すると、やはり群を抜いて表現が新しかったと思う。主題、ヒロインの幅の広さもすごい。外国の風俗が自然と読み取れるのも良い。先駆的な作家のお手本とも言える。今だに覚えているシーンが沢山ある。

  • キイロイネコ

    図書館本、 読書メーターで、読友さんの読読友さんの読んでいるの本を眺めていたら、遠い昔、好きだった水野英子さんの本があった。 水野英子さんのマンガは、ストーリーがロマンチックでドラマチックで、絵が可愛くて好きだった。 この本読むと別マとかリボン(雑誌名)を買って読んでいたのか記憶にはない。 大人になって水野英子さんの作品、セシリア、ステキなコーラは、映画がもとになっているのね。水野英子さんのマンガを好きだった時期が10才未満だったのが不思議。 それにしても読書メーターのおかげでこの本に出会えて感謝

  • 今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

    少女漫画でバレエがモチーフとして取り上げられることが多いのは、ひとえにボリショイバレエ団の来日のおかげのよう。雪崩れ込んでくる異国の文化にインスパイアされた作家たちが、持てる知識と技術を総動員して紙の上にその世界を再現する。高度成長期に雑誌がバンバン売れまくって、活躍の場に不足がなかったことも漫画にとっては幸運だったのだなあ。いや、もう線の美しさにはため息しか出ませんで。

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