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ISBN 10 : 448051189X
Content Description
既存の価値観に対する攻撃とともに、ロシアでは20世紀初頭に産み落とされた前衛芸術。1917年の社会主義革命に先行したその活動は、芸術革命に呼応するものとして政治革命に同調し、昂揚する民衆のエネルギーに支えられて、芸術運動を展開してゆく。これがロシア・アヴァンギャルドと呼ばれる運動である。しかしそれはやがて、スターリン体制から「形式主義」として批判され、芸術の論理によらず粛清され抹殺されてゆく。マヤコフスキー、マレーヴィチ、メイエルホリドなど、激しい時代を生きた芸術家たちの活動に光をあて、その再評価の嚆矢となった20世紀美術史の名著。
目次 : 1 “革命”まで―ロシア未来主義とフォルマリズムの成立(ロシア未来主義の出発/ 立体未来派グループの登場/ 「絵画そのもの」の探求へ/ 詩的言語と絵画の冒険/ “モスクワ言語学サークル”と“オポヤズ”/ 方法としての芸術)/ 2 十月革命と芸術(ロシアの赤い宴)/ 3 “革命”以後―レフは何を目指したか(「レフ」のプログラム/ 「生産主義者」の理論/ 十月革命後の“オポヤズ”/ “レフ”の実践)/ 4 “革命”と“芸術”の死―メイエルホリドと演劇の十月(演劇の十月/ ビオメハニカ/ メイエルホリド劇場の命運)/ 5 結び(未完の芸術革命)
【著者紹介】
水野忠夫 : 1937‐2009年。中国吉林市生まれ。早稲田大学文学部露文科卒業。早稲田大学文学部教授を経て、同名誉教授。専攻、20世紀ロシア文学・ロシア文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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塩崎ツトム
読了日:2025/06/23
amanon
読了日:2024/03/21
tyfk
読了日:2023/07/03
ジェニー
読了日:2025/09/15
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