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精神科ナースになったわけ コミックエッセイの森

水谷緑

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784781615288
ISBN 10 : 4781615287
Format
Books
Release Date
April/2017
Japan

Content Description

人はなぜ、心を病むんだろう。患者さんと向き合って、少しずつ見えてくるそれぞれの理由、それぞれのルール。精神科のリアルな現場を描くコミックエッセイ。

目次 : 第1章 はじめての精神科病院(はじめての精神科病院/ 取れない帽子/ ボーダー:境界性人格障害/ 精神科珍百景)/ 第2章 妄想ってなんだろう?(妄想・幻覚(幻聴・幻視)について/ ハーモニーへ行く/ 若松組のこと/ 先生にもいろいろ/ 自分のリフレッシュ)/ 第3章 死にたい気持ち(自殺について/ 自殺のあとに/ 失踪会議/ かまわない勇気)

(「BOOK」データベースより)

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こころのナース夜野さんと重なる部分があり...

投稿日:2021/04/25 (日)

こころのナース夜野さんと重なる部分がありました。これが原点なのかなと思った。

百合の花束 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • せ〜や

    行動することや、発言することの裏には、何かの理由がある。「こだわり」と名付けるならば、こだわらないといれない理由もある。頭ごなしに「狂っている」と言うのでなく、「なぜだろう?」と考えてみて、聴いてみて、そこからどうするかを話し合ってみたりしてもいいのかもしんない。「わからない」はその通りで、でも「わかろうとする」ことは出来る。「違う。おかしい」と否定することは誰だって出来るし、簡単な事だけど、やっぱりまずは本人と話して聴きたいし、その人の「気持ち」をまずは知りたいって思いました。

  • 読特

    脳みそが出てくることを恐れて帽子を脱がない。こだわりにはその人なりの理由がある。妄想の後ろには幻聴がある。会話の合間に聞こえてくる声がある。手首を切っても”痛い”ではなく”熱い”。そこに命を感じる。そんなにも生きたい。重度の鬱病。動けない。食事も排泄もできない。入院。徐々に回復。歩ける。外泊する。野球観戦に出た。その日には、、帰らぬ人となる。…人生は瞬間、瞬間の刹那滅。心が風邪をひき、重篤になる。明日にはそれがやってくる。死にたくなるのは生きたいから。理解したい。生きて欲しい。他の人にも、未来の自分にも。

  • ネギっ子gen

    【精神科の看護は、子育てするとき役立つ。「待つ」ってことを覚えられるから】OLの主人公が、母親が病死した悲しみで、心のコントロールが利かなくなって、電車通勤中の割り込み男に腹を立て肘鉄しトラブルに。我に返り、平常心を失った自分に驚き、簡単に壊れてしまう“人の心”に興味を持つ──。病院、看護師に取材して描かれたコミックエッセイ。<閉じ込めている寂しさを出して、自分の本当の気持ちを言葉にして誰かに発する。それが心の病気の予防や治療になる。「狂っている」というより、心の病気。それは、変化に対する心の反応>と。⇒

  • ザ ネ

    境界性人格障害のユカリちゃんの気持ちが凄い分かる!!自分がそれだから(笑)読んでてこんなに共感出来て、同じ事して同じ事思ってる人が居るんだってビックリした。他の精神病は悪いけどなかなか理解出来なかった。でも看護師の太田さんやこの本のおかげで、他の病名の患者さんが感じてる事が少し分かった気がした。読んで良かった。

  • yumiha

    この作者の違う本を読みたかったのだがだが、図書館にはなかったので本書をチョイス。昨日読み終えた『エアーズ家…』でも精神を病んだようすが描かれていた。自分自身を振り返ってみても、いつも冷静に物事に対処しているわけではないし、また、レビー小体型認知症に見られる幻覚も知りたかった。教科書では「妄想は否定も肯定もしない」と書かれているそうだが、そんなことを知らなかった私は「それはあなたの脳が生み出した幻覚だよ」と伝え、それを受け入れてもらって減った経験をしてきた。人それぞれだと思うけれども。いろいろ参考になった。

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