Product Details
ISBN 10 : 4623037592
Content Description
1830年代から第一次世界大戦までのイランとヨーロッパ諸国の関係を、「金融」を基軸に検討。イランが1830年代に被った“西洋の衝撃”は、英・露による銀行設立など、金融と不可分に結びつき、イラン史の画期をなす立憲革命など政治過程の諸現象は、特に金融面から的確に描くことができる。世界的に見ても、本書の目的とする水準に達している先行研究は皆無であり、イラン・欧米・旧ソ連にも存在しない。ペルシャ語、ロシア語、英語等、多くの原資料を基礎に展開した、貴重なイラン研究書。
目次 : 第1章 “西洋の衝撃”と金融/ 第2章 開発とイギリス系海外銀行/ 第3章 ロシアの「資本主義的征服」政策とペルシャ割引貸付銀行/ 第4章 英露の金融と在来企業家層の生成/ 第5章 イラン立憲革命と国民銀行設立問題/ 第6章 英露協商とイランの借款問題/ 第7章 第一次世界大戦前のイランの開発と英露の金融
【著者紹介】
水田正史 : 大阪外国語大学大学院外国語学研究科修了。同志社大学大学院経済学研究科単位取得満期退学。富士大学経済学部専任講師などを経て現在、大阪商業大学総合経営学部助教授(文学修士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
