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ISBN 10 : 4750358371
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第二次世界大戦の敗戦は旧態依然とした家父長制の見直しと解体を迫った。それは女性を縛り付けていたジェンダー役割からの解放や女性の社会進出を意味していたが、高度経済成長以降、国力と共に男性の力は復権し、再び女性への門戸は閉ざされることとなる。家父長制の解体と復権を「住居」という観点から捉え、戦前・戦中・戦後の日本社会を、戦後を代表する政治家水田三喜男を父にもつ少女の目線から語り直す画期的なエッセイ。
【著者紹介】
水田宗子 : 詩人、比較文学、女性学研究者、批評家。1937年東京市大森区馬込生まれ。雙葉高等学校、東京女子大学英文学部卒業、東京都立大学大学院修士課程、米国イェール大学で修士号、博士号を取得。メリー・マウント大学、獨協大学、米国スクリップス大学、南カリフォルニア大学で助教授や准教授を歴任し、城西大学、城西国際大学の教授、学長などを経て、学校法人城西大学理事長を務めた(2005‐2016)。一般社団法人国際メディア女性文化研究所所長(2017‐現在)。ハンガリー文化勲章(2011)、スウェーデン北極星勲章(2016)、国際詩賞「チカダ賞」(2013)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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