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教室の灯りは謎の色 角川文庫

水生大海

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041085523
ISBN 10 : 4041085527
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan

Content Description

塾には通いながらも不登校を続ける女子高生・遙。ある日、塾付近のレンタルショップで起きたいたずら事件の犯人として疑われた彼女は、居合わせた塾講師の黒澤に助けられる。事件をきっかけに、黒澤は遙が学校へ行けない本当の理由を見抜いて…。様々な事情を抱えて塾に集まる生徒たち。不安定な心が引き起こす謎を、黒澤は受け止め、解きほぐしてゆく。青春の痛みにそっと寄り添い、前を向く力をくれるミステリー短編集。

【著者紹介】
水生大海 : 三重県生まれ。2008年『少女たちの羅針盤』で、島田荘司選第1回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞優秀作を受賞しデビュー。同作は11年に映画化もされ、話題を呼んだ。14年「五度目の春のヒヨコ」が第67回日本推理作家協会賞(短編部門)の候補になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ソラ

    何だろうなぁ、メインである女子高生の子は自分の過去と向き合ってちゃんとやり直していっててちゃんとしてるなって感じなんだけど、そこで終わりというか。探偵役の先生もあともう少しなにか欲しいなという感じで、話としてはよかったなぁだけで終わっちゃう感じ。

  • くろねこ

    謎を解くTHE探偵役の先生が寡黙かつツン強めで逆にキャラが薄いという謎の現象が起きてて、あんまり好きになれなかったのがネックだけど、ストーリーは嫌いじゃなかったなぁ。。 かと言ってどのキャラも特に肩入れなく…なんだか惜しい感じで終わっちゃった感じ😶

  • きょん

    学習塾が舞台の日常の謎。主人公が学校へ行きたくない理由や自分たちがいじめに加担していたことを忘れたい元同級生たちの存在など、学生生活を平穏に楽しく送るのが本当に難しそうで気の毒になる。そして気持ちが暴走しがちな子供たちを見守り指導する先生たちって本当に大変なんだと改めて頭の下がる気持ちになった。

  • のいじぃ

    読了。サポート校に集まる事件の連作短編集。文章がすっと入ってこないので読みはじめはややブレーキがかかり気味。種明かしをされても微妙な気持ちなままなのは、並木遥という人物の主観が肌に合わないからか。彼女は何がしたいのだろう?そういう年代は確かにあれど、一昔前の少女小説のような振る舞いには辟易させられることも。事件に関しても週刊誌から拾ってきたような悪意が並べられているだけ、としか。それ以外の設定や後日談が雑なのでサポート校や黒澤の良さもあまり伝わってこない。そもそも生徒と情報のやりとりがすぎる。残念な一冊。

  • こばゆみ

    気分転換の読書に。ミステリーが読みたい時より学園モノ(舞台は塾だけれど)が読みたい時の方が相応しいかと。

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