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青い風、きみと最後の夏 スターツ出版文庫

水瀬さら

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784813712572
ISBN 10 : 4813712576
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中3の夏、バスの事故で大切な仲間を一度に失った夏瑚。事故で生き残ったのは、夏瑚と幼馴染の碧人だけだった。高校生になっても死を受け入れられず保健室登校を続ける夏瑚。そんなある日、事故以来疎遠だった碧人と再会する。「逃げるなよ。俺ももう逃げないから」あの夏から前に進めない夏瑚に、唯一同じ苦しみを知る碧人は手を差し伸べてくれて…。いつしか碧人が特別な存在になっていく。しかし夏瑚には、彼に本当の想いを伝えられないある理由があって―。ラスト、ふたりを救う予想外の奇跡が起こる。第6回スターツ出版文庫大賞優秀賞受賞作。

【著者紹介】
水瀬さら : 2018年「あの日、陽だまりの縁側で、母は笑ってさよならと言った」(アルファポリス)で作家デビュー。「涙の向こう、君と見る桜色」(ポプラ社 キミノベル)で第3回ピュアラブ小説大賞を受賞。2021年、第6回スターツ出版文庫大賞で本作が優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ミーコ

    青春小説だなーと思った。もっと若い頃に読んだら心に残る一冊になったかも知れない

  • なみ

    中学3年生の夏に大切な仲間を失い、高校で保健室登校を続ける夏瑚は、同じ傷を抱えた碧人と再会する。 自分だけ楽しくていいのだろうか。幸せになっていいのだろうか。 そんな迷いを抱えながらも、あの日の事故と、自分の心と向き合う夏瑚の姿が尊かったです。 鴨ちゃん先生やクラスの友人、篠宮さんなど、2人に寄り添ってくれる人たちがたくさんいて本当によかった。 ラストは胸がいっぱいになりました。よかった! 読み終えたあと、最初から読み返すと、とある人の発言が少し違って見えてくるのも素敵でした。

  • 彩灯尋

    事故で生き残った2人が亡くなった仲間のことを思い出しながら今に向き合っていくストーリー。当たり前な日常が当たり前で無くなったとき、その現実にどう向かい合っていけばいいんだろうか…色々考えてしまった。日常が消えてしまう怖さ、寂しさに立ち向かう強さを感じることができる作品。

  • れっちん

    初のスターツ文庫でした。 失われた仲間、その想いにとらわれて先に進めない2人のお話 心がぐちゃぐちゃになる、その捕らわれた感情表現をしっかり見せてくれた。 想いが大きい分だけ、先に進めない。 まだここまでの経験が無いので、わかる、と単純にはは言えないけど、その気持ちを感じる事ができた。 私の心に何かは大きく響いた作品なのです。

  • 色素薄い系

    同じ傷を抱えた2人が手を取り合って再び前を向くまでの物語。美冬の事をずっと立ち止まる為の言い訳にしてるのが引っかかっていたけどだからこそ最後の桜の下のメッセージが効いていたように思う。そして最後まで鴨ちゃん先生が語らなかった真実が切ない。

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