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神去り国秘抄 贄の花嫁と流浪の咎人 富士見l文庫

水守糸子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040744209
ISBN 10 : 4040744209
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

十年前に日輪が消えた国、照日原。その辺境の郷の姫・かさねは狐神の花嫁に選ばれる。だが花嫁とは、日照不足で不作続きの郷を救うための贄を意味していた。知らずに狐に喰われかけたかさねは、金目の青年・イチに助けられる。見返りとして彼が要求してきたのは、日輪を司る日神に会うためにかさねの「力」を貸すことだった。戻る場所のないかさねはしぶしぶ同行を決める。しかしイチこそが日輪が消える原因を作り、都から追放された皇子だと気づき―。運命に抗うための旅が、今始まる。心揺さぶるファンタジー開幕。

【著者紹介】
水守糸子 : 2014年、「BLANCA エディルフォーレの花嫁」(スイ名義・一迅社文庫アイリス)でデビュー。2018年度ノベル大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • よっち

    十年前に日輪が消えた国・照日原。日照不足で不作続きの郷を救うため、狐神の花嫁に選ばれた辺境の郷の姫・かさねが金目の青年・イチに助けられる和風ファンタジー。狐神の元に向かった先で差し出された花嫁の真相を知ってしまうかさね。助けてくれたイチが見返りとして要求した日輪を司る日神に会うためへの協力。イチにもまた訳ありの複雑な過去があって、かさねもまた自らに託された運命を知って、過酷な選択に直面しながらも逃げずにしっかり向き合い、新たな使命を見出した彼女たちがこれからどこに向かうのか今後が楽しみな新シリーズですね。

  • ひぬ

    十年前に日輪が消えてしまった国・照日原を舞台に描かれる和風ファンタジー。照日原の辺境の郷に暮らす姫・かさねは狐の花嫁として選ばれますが、それは花嫁の名を冠した贄。何やら秘密を抱えてそうな青年・イチに救われた彼女は、彼と共に日輪を司る日神に会いに行く旅を始めます。箱入り娘だったかさねが外界と接するにつれて、どんどん強くなって成長していくのが良かったです。狐の朧はちょっと影が薄かったですが、彼はWeb版の続きでは出てくるのかな。かさねの古めかしい言葉遣いが何気に好きです。

  • ぽに

    作者さん初読み。あらすじを見て読みづらいのかなと思ったけど、読み始めてみたらそんな事はなくサクサク読めた。設定がしっかりしていて、簡単に恋愛展開になる事もなく神とのやりとりは流石。webで続きが読めるようだけど私はそういうの利用した事がないので、ふんわり幸せな未来が見えたここで私は終了かな。

  • RINGOoisiiiiiii

    日輪が隠れてしまい不作続きの郷で、解消のためかさねは孤神の花嫁に選ばれるも、実は生贄の意味であった。そこを謎の男に助けられるのだが、この男が日輪が隠れた原因。日輪に会うために力を貸せと言われるのだが…。箱入り娘かさねが旅を通じて成長していく物語だった。世間を知らなすぎて騙され続けるも負けないかさねがよかった。神が軽視され出してもかさねは神をきちんと敬い続けて信念を曲げないのも良かった。イチとは終盤までギスりながらもラストシーンでこいつ〜〜な気分。

  • 色素薄い系

    かさねが成長していく姿は良かったと思うけどイチとは年齢差が結構あるからこの後恋愛として発展するのか若干の疑問。あと人の名前と地名には毎回ルビが欲しかったなぁ。この世界の神様人間をやたら食べたいみたいなのが気になった。蘇で手を打てるなら他にも代替品で可能なんじゃ…位置付けとしてはプロローグらしいけど続き出るのかな?でも個人的にはさかねにもイチにもあんまり魅力を感じなかったんだよね。かさねは自分の事名前呼びなのが引っかかるしイチは萌えポイントがあまりなかったもんで…

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