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モノノケ踊りて、絵師が狩る。 -月下鴨川奇譚-集英社オレンジ文庫

水守糸子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784086803076
ISBN 10 : 4086803070
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2020
Japan

Content Description

江戸末期の絵師・月舟が描いた妖怪画には、本物が封じ込められているという。そして現代。月舟の子孫・詩子は、美大に通う学生だが、もうひとつの顔があった。散逸した月舟の妖怪画を探し、憑きものを落とす家業を継いでいたのだ。幼馴協みの青年・七森が持ち込んだ情報によると、月舟の絵を所有する画廊のオーナーが足を火で炙られるような痛みを訴えているらしく?

【著者紹介】
水守糸子 : 東京都出身。著書には、2018年ノベル大賞佳作受賞作『さよなら、Mr.ナイトメア』を加筆修正のうえ改題した『ナイトメアはもう見ない 夢視捜査官と顔のない男』(集英社オレンジ文庫)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 真理そら

    絵師の末裔の詩子と贋作師の末裔・七森は幼馴染とも恋人ともつかない関係性で妖怪絵に憑いたモノノケを払っている。七森に対する詩子の執着、七森の詩子に対する執着がタイプは違っても一歩間違うとコワイものになりそうな雰囲気が好きだ。絵師と骨董屋としてシリーズ化できそうに思う。(まだ払っていない妖怪絵はたくさん残っているのだから)

  • よっち

    美大の日本画科に通う大学生詩子と、幼い頃から知る青年・七森が、二人で散逸した詩子の先祖で江戸末期の妖怪絵師・月舟の百枚連作の妖怪画を探すファンタジー。本物が封じ込められているという月舟の妖怪画を巡る因縁が描かれる展開で、月舟の絵に執着する画商・九十九の暗躍と、複雑な事情を抱える詩子と七森の関係。憑きもの落としや絵を巡る過去の因縁の清算がメインでしたけど、お互い相手をかけがえのない存在と自覚しながらも、なかなか上手く向き合えない詩子と七森の何とも不器用な距離感にはついもどかしい気持ちになってしまいました。

  • ベル

    江戸末期の絵師月船の子孫である詩子は、月船の妖怪画に憑いたモノノケを落とす家業を継いでいる。詩子はその妖怪画の憑き物を落とす力はあるが見ることは出来ず、目の代わりをする幼馴染の七森の指示によってモノノケを描き封じ直し、あるべき異界へ返す。 晴れた日の暗い路地裏のような雰囲気。良き。詩子が自分の狂気を見つめ、受け入れているところが好きです。詩子と七森はもう根っこから絡み付いているようなので、このままの関係でいて欲しいなぁ。錺屋に、なんのかんの付き合い長くなりそうな沙耶、みんな好きだなぁ。面白かったです。

  • HANA

    最初時代がいつなのかよく分からないまま読み進めてしまった。キャラクター同士の距離感がなんとも。にしても絵関連の話は面白い。

  • bookshelf_yt07

    江戸時代末期の天才絵師・月舟が描いた100枚連作の妖怪画。本物の妖怪が封じ込められた絵を集める月舟の子孫・詩子と幼馴染の青年七森の物語。詩子も不思議だが、七森の得体のしれなさが気になった。

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