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ISBN 10 : 4794220030
Content Description
みずから腹を割き、遺書で敵に切腹を迫る「さし腹」。敵の死刑執行人を願い出る「太刀取」。男色の愛と絆の証「衆道敵討」。先妻が後妻を襲撃する「うわなり打」。密通した妻と間男を殺害する「妻敵討」…。江戸時代の武士や武家の女、庶民たちは、いかに怨みを晴らし、幕府は復讐の情をどう管理しようとしたのか。豊富な史料から、日本人の復讐の歴史がよみがえる。
目次 : うわなり打―先妻による後妻の襲撃/ さし腹―みずから腹を割き、敵に切腹を迫る/ 太刀取―敵の死刑執行人を願い出る/ 衆道敵討―男色の愛と絆の証/ おんな敵討―男顔負けの猛女から、不倫に溺れた人妻まで/ 敵持―命を狙われる者の作法/ 囲者―駆け込み人、あるいは敵持の男たち/ もうひとつの武士道―敵持に見る「逃げ続ける美学」/ 法と情―幕府が定めた敵討のルールと例外/ 将軍からの質問―将軍吉宗と中国人の、敵討をめぐる問答/ 妻敵討―密通した妻と間男の殺害/ 演劇的な、あまりに演劇的な―見世物化する敵討/ 帳付―敵討の許可を書面に記す手続き/ 敵討の原像―戦士として生きるために
【著者紹介】
氏家幹人 : 1954年福島県生まれ。東京教育大学文学部卒業。歴史学者(日本近世史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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リキヨシオ
読了日:2017/11/10
アドソ
読了日:2014/02/15
ひろただでござる
読了日:2023/05/10
jinxixiuwen
読了日:2015/02/12
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