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中国問題 キ-ワードで読み解く

毛里和子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784130331029
ISBN 10 : 4130331027
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中国共産党、格差社会、農民工、土地と戸籍、人民解放軍、日中関係、グローバリゼーション、海洋主権、対外援助、歴史観…。第一線の中国研究者が、最新のデータや知見から、現在、そして近未来の中国を考察する。中国研究の最前線。

目次 : 第1部 統治と安定のメカニズムを透視する(中国共産党/ 社会的安定/ 農民工/ 土地と戸籍)/ 第2部 大国化のインパクトを占う(人民解放軍/ 日中関係/ 海洋主権/ 対外援助)/ 第3部 中国台頭の歴史的意味を考える(経済全球化/ 中国モデル/ 歴史観)

【著者紹介】
毛里和子 : 東京都立大学人文科学研究科修士課程修了。日本国際問題研究所研究員、早稲田大学教授などをへて、現在早稲田大学名誉教授。2011年文化功労者

園田茂人 : 1961年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。中央大学教授、早稲田大学教授などを経て、2009年から東京大学大学院情報学環・東洋文化研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 敬介

    中国研究専門家による論文集。錚々たるメンバーが敢えて近未来の中国を予想するという知的冒険をしているが、商業的な中国本とは一線を画している。開発独裁モデルは中国の近代化の手段として非常に有効だったが、理念の普遍性、自由と権利の制度的な保障には限界を示している。市場化や経済体制の移行は体制の変容につながるのだろうか?土地や基幹産業の国有あるいは公有が体制を支えているかぎりは、そう簡単には体制変容にはつながらないという視点に気づかされる。

  • メルセ・ひすい

    中国共産党的価値観!★中国農民を土地に縛りつけていた配給制度や職業の分配は廃止し、物も人も都市・農村の境界を越えて働かせているが★戸籍制度だけ二元的であり続け身分としての農民が存在し続ける!共産党の既得権益である。人民解放軍、企業にしても農村労働力は安いほど良い!★数億の農民を都市住民にするのは膨大なコストだ! 今や世界で最も影響のある国家、中国。この大国はどこへいくのか。この大国化した中国が抱えている問題を、11のキーワードから分析。日本の第一線の中国研究者がそれぞれの問題に迫り、近未来の姿を考察する。

  • 日暮里の首領様

    現代日本を代表する中国研究家の相当数を動員して書かれた、中国の「現在」に関する論文集。格差拡大、腐敗、市民意識の変容、軍拡と対外強硬姿勢、「貪欲」なアフリカ援助… 巷に溢れかえるこうしたイメージを、一つ一つ学術的に検証し、深く多面的に中国を分析しようと試みる。結論は必ずしも明確ではないが、よき「検中」書であろう。(党の適応能力、「中国モデル」についての議論にはやや不満が残るが…)

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