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ヤングケアラー 介護する子どもたち

毎日新聞取材班

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784620327150
ISBN 10 : 4620327158
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ほとんど知られていなかった若者による、家族の介護の実態。取材班の報道をきっかけに、自治体が調査を開始、そして国が動き出す―。第25回新聞労連ジャーナリズム大賞・優秀賞。毎日新聞連載「ヤングケアラー 幼き介護」の書籍化!

目次 : 第1章 透明な存在/ 第2章 孤立する子「見るのがつらい」/ 第3章 えっ?国が全国調査?/ 第4章 1クラスに1人いる/ 第5章 全国調査結果/ 第6章 支援本格化へ

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • nyaoko

    毎日新聞の記事を元に書籍化。子供が介護をする、それもキーパーソンとして。想像できる人はきっと少ないと思う。核家族で少子化。家族の介護なんて一生会わない人だっている時代だ。NHKでもこの本を元にした特集を見た事があるけど、本当にやりきれなかった。何故、子供に子供らしい生活をさせてやれないのか。少子高齢社会故の歪みが子供に向かうのだけは許されない。介護に全てを奪われて、勉強も部活もバイトも仕事も出来なかった子供たちに「自己責任だから」と言う社会に石を投げてやりたいと思った。

  • 長くつしたのピッピ

    子どもの優しさを利用しているようで読んでいてつらい。親は元気で子どもを育て上げる気概が必要と強くおもう。親子が社会から隔絶してだれにも頼れない気持ちになっているのが、気の毒。もっと社会保障を手厚くする工夫が必要。現代の学校での把握は難しい。教師は聖職にあらず。どうにかして助けたいとおもうながらもどうにも出来ない自分も社会ももどかしい。けれども、発信続けることが大切。

  • katoyann

    「大人が担うようなケア責任を引き受けている子ども」(同書95頁)のことを意味するヤングケアラーの実態について迫ったルポ。毎日新聞に連載された特集記事が基になっている。あとがきに書かれているように取材に至るプロセスの説明が長く、「内輪話」(あとがき)のように読める箇所が多いのは残念だった。 さてそんな不満はさておき、20人に1人がヤングケアラーに当たる。父子家庭で祖母を子どもの頃から世話した事例や精神疾患を抱える母の世話をする事例を読み、ケアにより学習権が侵害されているという問題を思い知る。読むと良いよ。

  • メチコ

    良書。 ヤングケアラー… ここ数年で比較的よく目にするようになった言葉だが、問題そのものは昔からずっとくすぶっていたと思われる。 読了してみて己の認識不足が身に染みたよね。 問題のあぶり出し、周知のさせ方、家のお手伝いとの線引きなどなど、とにかくなにもかもが難しい。 子どもが主体の社会問題は表出させることが難しいと思ってはいたが、これはその最たるものなのかもしれない。 問題を掘り起こし社会に訴え支援対策へ向かうまでの流れと、章と章の間に流れる元ヤングケアラーの体験談。 すべてが読み応えありました。

  • カナコ

    ヤングケアラー。最近よく耳にするようになった。未成年が家族の介護や世話をし、そのために学業や友人との時間を失い、進学や就職を断念する…そんな厳しい状況下にいる子供がいるという事実。家庭内の問題ではあるけれども、周りや行政ができる支援はしていかねばならないと考えさせられた。ただの自己犠牲にならないことを願う。

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