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日本の華族

歴史読本編集部

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784404039224
ISBN 10 : 4404039220
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2010
Japan

Content Description

「皇室の藩屏」として明治二年に誕生し、最大九一三家を数えた華族は、昭和二十二年の新憲法施行により消滅する。誕生当初は、五位以上の公卿(清涼殿への昇殿が許された家柄)と、幕府の支配下にあった一万石以上の旧大名など、四二七家であった。その後、明治十七年の華族令制定により、「公・侯・伯・子・男」の爵位が与えられ、さらに「国家に勲功ある」勲功華族として、政治家・軍人・官僚・実業家・学者が次々と叙爵していった。華族の義務や生活、閏閥、事件、経済などの実情を通して、華族が近代日本にどのような影響をおよぼしたのかを考察する。

目次 : 謎で読み解く名家・名門(華族の謎20―日本の華族は諸外国と比べどのような特徴を持つのか)/ 天皇家を支えた華族(伊藤博文(公爵)―近代化のため華族制度を創出した維新の元勲/ 乃木希典(伯爵)―高潔な人格を見込まれ軍人から学習院長へ ほか)/ 華族の明治・大正・昭和(南部家・伯爵家―「皇室の藩屏」を貫いた生き方/ 山川家・男爵家―各々の功績が認められた兄弟叙爵 ほか)/ 華族のスキャンダル(相馬事件―開化の御家騒動/ 赤化華族事件―“赤き”皇室の藩屏 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • きよきよ

    メジャーな日本の華族を家ごとに歴史を概観した本。 華族とは何かとか。 鴻池は幕府と政府両方にお金を無心されたゆえ、 今あまりお金がないらしく、気の毒に思えた。 ★★

  • 中将(予備役)

    華族についての入門的な一般書。近代の岩手を考えた時、原敬だけでなく旧藩主南部伯も偉いのだと感じた。「復活する華族社会」の章はこじつけめいてもいるが面白かった。

  • ささ

    色々な方が書いておられるので、読みやすさに少々ばらつきがあるように感じられました。複数の華族についてとりあげられているので、この本を読んで、興味をもった人や事件などにまつわる本を、探してみようと思います。

  • k_samukawa

    新人物文庫ではおなじみの『歴史読本』再録シリーズなのだが、これは出来がイマイチ。リーダビリティの低いものを巻頭に持ってくるのはへたくそですね。「華族のスキャンダル」の章こそ巻頭に持ってくれば良かったのに。あと、最後のまとめは的外れに思えた。

  • lop

    華族という存在が気になって読んだのですが、自分には早かった。この本も入門編なんだろうけど、人物に全然ピンとこなくて、漠然と読んだ感じになりました( ̄▽ ̄;)今後、なにか読んだときにあぁこの本で見たわーくらいの知識になればいいかな〜まあ成り立ちの流れがわかったのでよしとしたい(笑)

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