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ISBN 10 : 4404039220
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「皇室の藩屏」として明治二年に誕生し、最大九一三家を数えた華族は、昭和二十二年の新憲法施行により消滅する。誕生当初は、五位以上の公卿(清涼殿への昇殿が許された家柄)と、幕府の支配下にあった一万石以上の旧大名など、四二七家であった。その後、明治十七年の華族令制定により、「公・侯・伯・子・男」の爵位が与えられ、さらに「国家に勲功ある」勲功華族として、政治家・軍人・官僚・実業家・学者が次々と叙爵していった。華族の義務や生活、閏閥、事件、経済などの実情を通して、華族が近代日本にどのような影響をおよぼしたのかを考察する。
目次 : 謎で読み解く名家・名門(華族の謎20―日本の華族は諸外国と比べどのような特徴を持つのか)/ 天皇家を支えた華族(伊藤博文(公爵)―近代化のため華族制度を創出した維新の元勲/ 乃木希典(伯爵)―高潔な人格を見込まれ軍人から学習院長へ ほか)/ 華族の明治・大正・昭和(南部家・伯爵家―「皇室の藩屏」を貫いた生き方/ 山川家・男爵家―各々の功績が認められた兄弟叙爵 ほか)/ 華族のスキャンダル(相馬事件―開化の御家騒動/ 赤化華族事件―“赤き”皇室の藩屏 ほか)
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きよきよ
読了日:2022/04/25
中将(予備役)
読了日:2023/03/19
ささ
読了日:2012/10/14
k_samukawa
読了日:2010/10/30
lop
読了日:2014/04/16
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