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幕末三百藩 古写真で見る最後の姫君たち 角川新書

歴史読本編集部

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784040820804
ISBN 10 : 4040820800
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan

Content Description

死を覚悟で篭城戦を指揮した会津の姫君、決死の逃避行で藩主を守った老中の娘、北海道開拓に挑んだ仙台藩のお姫様、最後の将軍慶喜の娘たちなど、激動の時代を生き抜いた姫君たちの物語を、古写真とともに明らかにする。

目次 : 近衛家と手を結び官軍となった弘前藩―弘前藩 津軽尹子(十二代藩主津軽承昭継室)/ 宮家に嫁いで盛岡藩を救った姫君―盛岡藩 南部郁子(十四代藩主南部利剛息女)/ 北海道開拓に夢を馳せた仙台藩最後のお姫様―仙台藩 伊達保子(十三代藩主伊達慶邦妹)/ 死を覚悟で篭城戦を指揮した会津の烈女―会津藩 照姫(九代藩主松平容保義姉)/ 「攘夷の旗頭」が信頼し愛した妻―水戸藩 登美宮吉子(九代藩主徳川斉昭正室)/ 「最後の将軍」の娘たち―徳川慶喜家 徳川鏡子・鉄子・筆子・浪子・国子・経子・糸子・英子/ 新時代の徳川宗家を支えた妻―静岡藩 徳川泰子(徳川宗家十六代・静岡藩初代藩主徳川家達正室)/ 尾張徳川本家の血縁をつないだ姫―尾張藩 徳川良子(十四代藩主徳川慶勝息女)/ 加賀藩最後の姫君にして有栖川宮家最後の妃―加賀藩 前田慰子(十四代藩主前田慶寧息女)/ 明君春嶽の子をなし養育した「おふじさん」―福井藩 婦志(十六代藩主松平春嶽側室)/ 「鹿鳴館の華」として外交の表舞台で活躍―大垣藩 戸田極子(十一代藩主戸田氏共正室)/ 家と血脈の継承に尽くした紀州家三姉妹―紀州藩 徳川久子・孝子・保子(十四代藩主徳川茂承息女)/ 決死の逃避行で、主人を守った老中の娘―浜田藩 松平寿子(四代藩主松平武聰正室)/ 「四賢候」の一人伊達宗城と姫君たち―宇和島藩 伊達佳子(九代藩主伊達宗徳継室)・富子(同息女)/ 山内容堂最愛の息女―土佐藩 山内光(十五代藩主山内容堂息女)/ ローマで結ばれた最後の藩主とお姫様―佐賀藩 鍋島栄子(十一代藩主鍋島直大正室)/ 山科宮家の女当主となった慈悲深い姫君―薩摩藩 島津常子(十二代藩主島津忠義息女)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ann

    文明開化前後の、やんごとなき方々の写真集、と認識しながら、写真を中心に眺めました。改めて相関図を見ても、今の自分には把握できませんので。血筋のせいか、育ちのせいか、おひいさま方はとても美しい。五頭身の美。松本良順先生の凛々しいご尊顔も拝めました。天璋院と清の西太后のお顔が、ダブって仕方ありませんでした。少し歴史の復習をしました。

  • きいろ

    本の世界でしか知らなかった人物たちの写真を見ることで、また生き様を知ることで、家系図を読み解くことで、途端に身近に感じる(世が世なら、こんな高貴な方たちに対して失礼な表現だけれど)写真が多くて、読みながら想像が膨らんでいき、興味深く読めた。

  • どあら

    図書館で借りて読了。幕末の大変なときも強く生き抜いてきた女性たちはスゴい!!

  • 7月生まれ

    正室、継室、側室。正室、継室(正室が亡くなった後の後添い)はしかるべき血筋の女を、側室は男のお気に入りを、的な?女としてはどの位置が幸せだっただろうか、とかつい考えてしまうけど、そもそもそれが庶民の感覚なんだろうな。ただ、男の血さえ入ってれば女は割りとどうでもいいっていう感覚にはちょっとムッとするけどね。でも、ブルボン王朝だのハプスブルク家だのアントワネット様だのエリザベートだのというのが大好きな少女マンガ脳の自分には、なかなかにときめく一冊ではありました。

  • ぽっぽママ

    写真を見ているだけで楽しい。本当にお雛様や日本人形のような人がいたんだ。現代とは異なる着物の着方やポーズも新鮮。人生は複雑で様々な苦労もされているだろうけど別世界を垣間見た気がします。

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