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ロシア・ウクライナ戦争と歴史学

歴史学研究会

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784272510160
ISBN 10 : 4272510169
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ロシアによるウクライナ侵攻。それは、現実政治のみならず、歴史学に新たな課題をつきつけている。そもそもウクライナとは何か、ロシア史の再点検や周辺諸国の歴史認識の変容の検討、「帝国論」「ナショナリズム論」など多面的に考察する。


【目次】

序論 ロシア・ウクライナ戦争と歴史学(佐々木真)
第1章 私にとってのロシア・ウクライナ戦争――一ロシア史研究者として(池田嘉郎)
第2章 コサック研究とウクライナ史学(松里公孝)
第3章 冷戦後の国際秩序を問い直す――ヨーロッパ国際政治史研究の視点から(板橋拓己)
第4章 第二次世界大戦を「過去」にする――現代史の見直しと冷戦体制の克服(篠原琢)
第5章 フィンランドにおける対ソ戦争認識の変遷と現状――ロシア・ウクライナ戦争との関連で(石野裕子)
第6章 変容するポーランド=ウクライナ関係と歴史認識――「ヴォウィン事件」八〇周年を手がかりに(宮崎悠)
第7章 ロシア・ウクライナ戦争と現代歴史学の新しい課題――帝国・主権・ナショナリズム(中澤達哉)
第8章 ウクライナとポーランド=リトアニア――ポーランド近世史研究者の視角から(小山哲)
第9章 現代の政治的文脈におけるウクライナとロシアのネイション観――「帝国」と「脱植民地化」を手がかりに(青島陽子)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Nat

    フィンランドとソ連の冬戦争と継続戦争、ポーランドとウクライナの関係など、あまり良くわかっていなかった歴史を知ることができた。

  • Dr. Hiro Tanaka

    一度読み始めて一回中断 再読。ロシアの飛地カリーニングラードの理解が深まった。人類学的なアプローチでインタビューから再構築されたナラティブ。プロシアとはなんだったかも理解しやすい。東ヨーロッパのあの辺に関心がある人には、超おすすめ。読みやすいし、面白い。

  • Dr. Hiro Tanaka

    狙いとしてはそれぞれの著者の専門分野の章を通してウクライナ戦争を紐解いていくという感じ。もう少し歴史ナラティブっぽい方が自分の好みだった

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