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「逆張り」で暴く 不都合な日本史 青春文庫

歴史の謎研究会

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784413298728
ISBN 10 : 4413298721
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本の歴史上、「悪人」のレッテルを貼られた人物は少なくない。平氏政権を樹立し、我が世の春を謳歌した平清盛。関ヶ原の戦いの最大の裏切り者・小早川秀秋。暗愚な将軍といわれてきた犬公方・徳川綱吉。幕末動乱期の「死の商人」とされるトーマス・グラバー…。本書では、従来の人物像に惑わされずに、彼らについて語られた史料を精査し、そこから浮かび上がる実像に光を当てた。はからずも悪評を被りつづけた者たちの立場から「もうひとつの日本史」を楽しむ一冊。

目次 : 第1章 その「歴史評価」には裏がある(“逆賊”蘇我入鹿からみた「乙巳の変」と蘇我本宗家の滅亡/ 「悪逆無道の権力者」で片付けられない平清盛のもう一つの貌 ほか)/ 第2章 その「敗因」には裏がある(蝦夷からみた坂上田村麻呂の東北地方制圧の真相/ 桶狭間の戦いで織田信長に敗れた“愚将”今川義元の弁明 ほか)/ 第3章 その「大事件」には裏がある(織田信長からみた「比叡山焼き討ち」の真実/ 逆臣・明智光秀の評価を覆す「本能寺の変」の動機の謎 ほか)/ 第4章 その「行動」には裏がある(源頼朝が弟・義経を討ち取るに至った見えない事情/ 応仁の乱のきっかけをつくった足利義政は、本当に「行動しないリーダー」だったか ほか)/ 第5章 その「悪い噂」には裏がある(乱世の梟雄・松永久秀がなした「人のやれぬ三つのこと」の裏を読む/ 「殺生関白」とあだ名された豊臣秀次の隠された実像 ほか)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • すうさん

    歴史の通説を「逆張り」で暴くといった本で興味を持ったが、ほぼ内容は知っていた。学生の頃に習った日本史について最近の歴史教科書がどうなっているのか知らない人には衝撃の内容もあるかもしれないが、歴史好きな人にはつまらないと思う。ただ歴史の真実は決定的証拠がないと、それは歴史解釈ということになるのであくまで「現在の解釈では」となる。蛇足だが「逆張り」という言葉は経済用語で、人気が高まっている時に売り環境が悪く値下がりした時に買うといった市況の投資を指す言葉なので大の付け方には違和感があった。

  • Go Extreme

    通説を鵜呑みにせず再検証 蘇我氏の経済的基盤 武士が貴族の権威に対抗する力 恩義よりも恩恵に期待する心理 物語の影響力大 歴史叙述が政治状況に左右される 家父長制が根強く残る社会 源頼朝の女癖の悪さ 寵愛した女性の住処を破壊 強い政治的野心と決断力 武士の棟梁として仰ぐ期待 苦渋の選択として捉える 小早川秀秋の寝返り もう一人の裏切り者 犬公方というあだ名 生類憐れみの令 側近である柳沢吉保台頭 単純な悪人ではなかった可能性 先見の明を持つ改革者 朝廷軍による騙し討ち 愚将の烙印は妥当か 浪人対策強化

  • 入江・ろばーと

    歴史上の人物が何かしらの主張をしている訳ではないのに「〇〇の言い分を聞こう」って、日本語として間違ってないか?

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