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ISBN 10 : 4894767481
Content Description
"「甘い声」のような五感内の表現の貸し借りを共感覚的比喩という。基本色彩語等と並び言語普遍性現象のひとつとされてきたが,本書では,日本語の共感覚的比喩の全体系を明確に示す。結論として,オノマトペや動詞も含め包括的に分析されるべきであるということ,メタファーだけでなく複数の意味作用によって成り立つものであること,比喩の一種ではなく感覚間の転用現象に対するラベルづけと捉え直すべきであること等を主張する。
[著者紹介]
武藤彩加(むとう あやか)
略歴 名古屋大学大学院国際言語文化研究科日本言語文化専攻博士後期課程 修了。 立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部常勤講師、琉球大学留学生センター専任講師を経て、現在、琉球大学留学生センター准教授。博士(名古屋大学)。専門は認知言語学、日本語教育。
主な論文・著書 味覚形容詞『甘い』と『辛い』の多義構造」(『日本語教育』第110号、2001)、「『おいしい』の新しい意味と用法?『うまい』『まずい』と比較して」(『日本語教育』第112号、2002)「味ことばの擬音語・擬態語」(瀬戸賢一編著『ことばは味を超える』海鳴社、2003)など。"
【著者紹介】
武藤彩加 : 名古屋大学大学院国際言語文化研究科日本言語文化専攻博士後期課程修了。立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部常勤講師、琉球大学留学生センター専任講師を経て、琉球大学留学生センター准教授。博士(名古屋大学)。専門は認知言語学、日本語教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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