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薩長史観の正体 歴史の偽装を暴き、真実を取り戻す

武田鏡村

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784492062043
ISBN 10 : 4492062041
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2017
Japan

Content Description

150年目にして明かされる真実。「明治維新」という名の洗脳を解く!勝者(薩摩、長州)がでっち上げた通史の誤りを徹底究明。「薩長史観」と「真相」の対比から、幕末維新の真実を明らかにする。会津はじめ旧幕府側の名誉を回復する“反薩長”本の決定版。

目次 : 第1部 幕末動乱編(薩長史観 幕府は外国に対して無力・無策のまま開国したために倒幕の運動が起こった―真相 幕府は、薩摩や長州に比べてはるかに開明的で開国による近代化を進めていた/ 薩長史観 吉田松陰は、松下村塾で幕末志士の精神を育成し、「至誠」を貫き実行した大教育者である―真相 吉田松陰は、激情に駆られて変節して、暴力革命を礼賛するテロの扇動家であった/ 薩長史観 吉田松陰は、明治維新を成しとげた長州の実践的な指導者で、その功績は最大に讃えられるべきである―真相 松陰の教えは、数々の暗殺や暴発などテロ行為を正当化し、のちの日本を侵略戦争に駆り立てた ほか)/ 第2部 「慶応維新」編(薩長史観 孝明天皇の病気による崩御で、英明な明治天皇が即位して日本は夜明けに向かった―真相 孝明天皇は、薩摩と岩倉具視の陰謀によって毒殺された可能性が高い/ 薩長史観 薩摩は土佐とも同盟することで、武力討幕の正当性を確保した―真相 薩摩が目指す武力討幕と、土佐が目指す平和裏の「大政奉還」の間には、大きな亀裂があった/ 薩長史観 「討幕の密勅」は完全に正式なもので、天皇から幕府討滅の宣旨が下された―真相 「討幕の密勅」は偽造されたものであり、その真相は文章に明らかに示されている ほか)/ 第3部 戊辰戦争編(薩長史観 江戸市中の騒動は、無為無策な幕府のお膝元で生じた民衆の不満の爆発であった―真相 江戸の騒擾は、幕府側を逆上させようとした挑発行為で、軍資金を強奪するための西郷のテロである/ 薩長史観 鳥羽・伏見の戦いは、「錦の御旗」を掲げた薩長の聖戦であった―真相 「錦旗」は薩長が偽造したものであり、「討幕の密勅」と同じく正当性は全くない/ 薩長史観 鳥羽・伏見の戦いで幕府軍は「朝敵」になって敗北した―真相 「錦旗」に踊らされた慶喜が「朝敵」となることを避けただけである ほか)

【著者紹介】
武田鏡村 : 日本歴史宗教研究所所長、歴史家、作家。1947年新潟県生まれ。1969年新潟大学卒業。長年にわたり、在野の歴史家として、通説にとらわれない実証的な史実研究を続ける。教科書に書かれない「歴史の真実」に鋭く斬り込む著書が多数ある。浄土真宗の僧籍も持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 魔王

    なかなか文章が過激でした。勝てば官軍な訳で自分等の正当性を遺憾なく主張してますよね。このときほどこうしておけばと思うときはありません。ケントギルバートさんの本と少し食い違いがありますので、どちらが正しいかでなくよく見極めたいと思います。しかし、この国は無駄に優秀な人材をなくしている。

  • 金吾

    見方を変えれば歴史が変わることがよくわかります。どちらが正しいかはわかりませんが、歴史を判断するときは一次資料に触れることは必須かなと思いました。

  • しらぞう

    「錦の御旗」、「勝てば官軍」の言葉に象徴されるように、討幕側に立ちこめるうさん臭さ。そのうさん臭さの正体が説明されていて勉強になった。逆に、何もかも薩長が悪いと決めつけるように思える部分(坂本龍馬暗殺とか)もあり、鵜呑みにはできないけれども。幕末ものに触れるといつも思うが、慶喜の大阪からの突然の撤退だけは理解できん。正義が勝つのではなく、勝った者が正義となるということは、分かっていたはずなのに。慶喜にハシゴを外された佐幕派の方々は悲惨のひとこと。上に立つ者には、絶対に負けてはならない時がある。

  • templecity

    勝てば官軍で多少は薩長により幕末史にバイアスはあるかもしれない。外様で遠地に追いやられた恨みでもあったのか、大坂城や江戸、更には会津において人を人とも思わない酷いことをしたこともあったのであろう。ただ記載されているのが全部かというのは少し疑問が残る。幕府も言われているほど無能だったわけではなく、国の在り方を考えていたのは事実。会津で死人の埋葬をさせなかったのは有名な話。(続きあり)

  • (ま)

    目新しい事実はあまりないな・・・

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