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先入観はウソをつく 理系博士が教える根拠なき捉え方で損しない方法 Sb新書

武田邦彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797389180
ISBN 10 : 4797389184
Format
Books
Release Date
February/2017
Japan

Content Description

だから人当たりよさそうな人に騙される!

私たちは経験と知識から「先入観」をもって物事を判断しがちです。
人間の本能として事実や根拠に立脚せずに間違った先入観を持ちやすいこともあり、
振り返れば思い込み(固定観念)に過ぎなかった、ということはよくあります。

また常識や定説とされていることには、
報じる側のマスコミや教育現場(専門家)も陥っている先入観(固定観念)の影響もあったり、
空気を読んだり、同調したりする日本人特有の問題もあったりして、
真実とかけ離れていることがよくあります。
同じ先入観をもって見ることを助長する世の中でもあります。

物事を本来どのようにとらえて(見て)、判断するかは、
人間にとって時に生存もかかった大事な問題でもあります。
正しい判断ができれば、それだけ、言論の信ぴょう性、
問題の本質や焦点などが正しくつかめ、理解や決断をよりよいものにします。

そのためには人間の本能とも言える先入観を
いかに「外していく」が日常生活で大切になります。
しかし、日本では学校等でなかなかそのような訓練を受ける機会がないのが現状です。

本書は、先入観にとらわれやすい人間の本能から、
同調圧力等で疑うことをしない日本人の傾向、
空気などをつくり思考停止に陥らせるマスコミの本質、
事実や真理を追究すべき専門家の怠慢などを踏まえ、
どうすれば物事を正しく判断できる(先入観を外せる)かを
豊富な事例とともに警鐘もこめて
理系的目線で一般の人にわかりやすく解説していきます。


【著者紹介】
武田邦彦 : 1943年東京都生まれ。工学博士。専攻は資源材料工学。東京大学教養学部基礎科学科卒業後、旭化成工業に入社。同社ウラン濃縮研究所所長、芝浦工業大学教授、名古屋大学大学院教授を経て、2007年より中部大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • レモン

    血圧の正常値と森林の二酸化炭素吸収の嘘など、なるほどと思うトピックがたくさん。専門家の先生が言っているから、と何でもかんでも鵜呑みにしてはいけない、という意識付けができる。面白いトピックが多い中、やはり以前読んだ著者の他作品でも気になったのが、「育児は女性の仕事」というスタンス。役割分担という考えまではまだ許容できるものの、仕事というが男性の給料だけではやっていけない世帯が大多数なことと、育児は無報酬なことを無視している点が残念。この件に関しては無限に反論してしまいそう。

  • ばりぼー

    現代人は根拠なき先入観に騙されている。「森林が二酸化炭素を吸収する」「石油資源は枯渇する」「国の負債は1000兆円、増税しないと財政破綻する」など。大脳の中にある「今まで教えられた知識」を100%だとしたら、それを80%くらいにとどめて、残り20%の空いた場所を作る。そしてそのうちの10%分を「受け入れ箱」、残り10%を「比較箱」として脳内に新たに作る。自分とは異なる意見があっても、とりあえず素直に受けとめて「受け入れ箱」に入れ、少し時間を置いてから自分が今まで培ってきた知識と比較して検証してみるといい。

  • Roko

    自分が正しいと思っていること、日本で正しいと言われていること、外国で正しいと言われていること、それぞれが全く違う場合もあれば、同じ場合もあります。他人が持っている先入観によって自分の行動の邪魔をされるのは嫌なことです。そして、自分が持っている先入観に振り回されてしまって、自分が本当にやりたいことができなくなっているとしたら、それはもっと嫌なことです。自分が何をするかは、最終的には自分で決めるべきです。そんな時に「きちんと決められる自分でいること」こそが大事なことなのだと思う今日この頃です。

  • 糜竺(びじく)

    先入観について自分の中で感じていた点が、いくつか言語化された点があった。

  • あゆみらい

    ほんまでっかTVに出ていた(出ている?)武田邦彦先生の作品。一番ためになったのは、「受け入れ箱」と「比較箱」。話を聞いたときに、まず相手の意見を素直に受け止めて一旦受け入れ箱にいれる。しばらくして、比較箱に入れて検討する。これ、夫婦で使えます。頭ごなしに否定しないこと。後半は少し?でしたが、ためになりました。読みやすいです。

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