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偽善エコロジー 幻冬舎新書

武田邦彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344980808
ISBN 10 : 4344980808
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2008
Japan

Product Description

いわゆる「地球に優しい生活」は、じつは消費者にとって無駄でしかない。「エコバッグにすると、かえって石油の消費が増える」など、環境を悪化させ、国や自治体の利権の温床となっている身近なエコ生活を一刀両断する。

Content Description

いわゆる「地球に優しい生活」は、じつは消費者にとって無駄でしかない。「レジ袋をやめエコバッグにすると、かえって石油の消費が増える」「冷房を28℃に設定しても温暖化は止められない」「多額の税金と手間をかけて分別したゴミ、そのほとんどが焼却される」「リサイクル料を業者に払った廃家電は、違法に中古で流れている」…かようにエコ生活は、環境を悪化させ、企業を太らせ、国や自治体の利権の温床となっている。「何が本当のエコか」がわかる環境問題の新しい教科書。

目次 : 第1章 エコな暮らしは本当にエコか?(検証1 レジ袋を使わない→判定 ただのエゴ/ 検証2 割り箸を使わずマイ箸を持つ→判定 ただのエゴ ほか)/ 第2章 こんな環境は危険?安全?(検証1 ダイオキシンは有害だ→判定 危なくない/ 検証2 狂牛病は恐ろしい→判定 危なくない ほか)/ 第3章 このリサイクルは地球に優しい?(検証1 古紙のリサイクル→判定 よくない/ 検証2 牛乳パックのリサイクル→判定 意味なし ほか)/ 第4章 本当に「環境にいい生活」とは何か(もの作りの心を失った日本人/ 幸之助精神を失う ほか)

【著者紹介】
武田邦彦 : 1943年東京都生まれ。東京大学教養学部卒業。工学博士。専攻は資源材料工学。名古屋大学大学院教授を経て、中部大学総合工学研究所教授(副所長)。多摩美術大学非常勤講師を兼任。日本工学アカデミー理事。内閣府原子力安全委員会専門委員。文部科学省科学技術審議会専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    今は電気代が勿体無いという人が多い中、少し前までは地球温暖化防止のために節電しようというのが当たり前でその当たり前について疑問視しながら生きていくことが大事だなと思った。スーパーの袋もどんどん使うほうがいいというのは目からウロコだった。

  • なかしー

    本書の事を真に受けてみよう。 @レジ袋を使わないのはエゴ→レジ袋の使用成分はポリエチレン(石油の余り物から作る安物) エコバッグの使用成分ポリエステル(衣類やペットボトル等にも使える便利屋) レジ袋→エコバッグに切り替えると?貴重なポリエステル使ってしまう&余り物を有効利用出来なくなる。 つまり、レジ袋を使わないと損。

  • kawa

    レジ袋を使わない→ただのエゴ、ダイオキシンは有害だ→危なくない、生ゴミを堆肥にする→危ない等々、今のエコの常識や施策は(10年ほど前の著作だが)、環境ビジネス企業の収益確保と官のポスト造りのためにあるとバサバサ切りまくる。エ〜ェと叫ぶような話題が目白押しでビックリ。推進者の反論も聞いてみたい。そう言えば、地元の焼却施設でも生ごみとプラスチックは一緒に燃やしてしまっているらしいが、ごみを分別する意味はどこにあるのだろう?

  • 佐治駿河

    武田先生の言われていることは少し強烈ですが、概ね理解できる内容です。もう20年近く前の出版物となりますが、この時から何も変わっていないと感じますね。やはり世界(世間)では偽善エコロジーがもてはやされています。この数年では学生たちが日本企業の株主総会でSDGsに積極的に取り組むように意見していますが、世界ではSDGsにはほとんど無関心な状況ですね。まあ、このような学生たちを見ていると環境ビジネスの餌食になっているかな?とも感じてしまいます。学生に限らず多くの情弱な方々が影響されていますね。

  • ごへいもち

    目からウロコ。企業の意思が儲けることならば何でもありなんだろうなぁ。何でも鵜呑みにしないで自分で考えなくちゃと思った。この本を読まなかったら知らなかったことばかりだけど

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