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「ゆらぎ」の力 はやぶさの帰還宇宙の始まり高次な生命機能

武田計測先端知財団

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784759803907
ISBN 10 : 4759803904
Format
Books
Release Date
September/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「新たな世界観をうみだす」というテーマで行われた今年の武田シンポジウムの記録。太陽系誕生時の姿を留めた小惑星への「はやぶさ」の探査飛行の話など、異なる分野の3人の講師による話を収録。

【著者紹介】
川口淳一郎 : 1978年京都大学工学部機械工学科を卒業。1983年東京大学大学院工学系研究科航空学専攻博士課程修了、工学博士。同年旧文部省宇宙科学研究所助手、1988年助教授、2000年教授。2010年現在、独立行政法人宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(ISAS/JAXA)宇宙航行システム研究系教授、研究主幹、月・惑星探査プログラムグループ プログラムディレクター

佐藤勝彦 : 1968年京都大学理学部物理学科卒業、1973年同大学大学院博士課程単位取得退学、1974年同博士課程を修了、理学博士。1976年京都大学理学部助手。1979年から1980年Nordita(北欧理論物理学研究所客員教授)1982年東京大学理学部助教授、1990年東京大学大学院理学系研究科教授、1999年から2001年理学系研究科・ビッグバン宇宙国際研究センター長、2001年から2003年理学系研究科長・理学部長、2003年から2007年理学系研究科・ビッグバン宇宙国際研究センター長、2006年から2009年教育学研究科教授併任

柳田敏雄 : 理化学研究所生命システム研究センター長(QBiC)、情報通信研究機構脳情報通信融合研究センター研究センター長(CiNet)。1969年大阪大学基礎工学部電気工学科卒業、1974年大阪大学基礎工学研究科博士課程中途退学、同年大阪大学基礎工学部生物工学科技官、1976年工学博士。1987年大阪大学基礎工学部生物工学科助教授、1988年同教授、1996年大阪大学医学部第一生理学教授。2002年から2004年大阪大学大学院生命機能研究科長

吉川真 : 1984年東京大学理学部天文学科卒業。1989年同大学院卒業、理学博士。日本学術振興会の特別研究員を経て、1991年郵政省通信総合研究所、主任研究官。1998年文部省宇宙科学研究所助教授。2003年10月、組織の改変により、宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所准教授。専門は天体力学。小惑星や彗星といった太陽系小天体の軌道解析が専門。現在は、人工衛星や惑星探査機などの軌道決定について研究を進めている

唐津治夢 : 1975年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、工学博士。同年日本電信電話公社電気通信研究所入所。通信、コンピュータ、半導体、CADソフトウェア関連の技術開発とマネジメントに従事。1997年株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)取締役企画部長。2000年SRIインターナショナル日本代表。IEC(国際電気技術標準化機関)設計自動化部門議長、文部科学省大学設置審議会委員、などを歴任。専門はMOT、イノベーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • よく読む

    主に、はやぶさ帰還、CMBのゆらぎ、生物のゆらぎの3つと対談で構成されている。ハヤブサの意義や、ミオシンの運動でブラウン運動が出てくることはおもしろい。認知にかかる時間と認知の難度もボルツマン分布しているらしい。個人的に、ハイゼンベルクが安田講堂で講演した際にゲーテの色彩論について触れていたことが印象的だった。私は、ゲーテの色彩論はニュートンの色彩論にくらべれば思弁的で無用なものだと思っていたから、特に気にかけたこともなかった。

  • radish

    「ゆらぎ」が何の事か解らなかったのが最大の問題か。シンポジウムの講演とトークセッションからの文字起こし。川口先生の項で1985年に「おおすみ」をハレー彗星に向かって打ち上げた、とあるが、これは「さきがけ」の間違い。川口先生が言い間違えたか文字起こしで間違えたのか解らないが基本的な事柄なので校正時点で修正すべきだろう。

  • TG

    @yonda4 新たな世界観をうみだすをテーマに「ゆらぎ」に関係して異なる分野で3つの章がある。あまり知らなかった生物とゆらぎの話が特に驚きだった。

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