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ISBN 10 : 4814006187
Content Description
人口減少とともに農地や肥料が減っても、川の水がきれいにならないのはなぜだろう?下水道や浄化槽などの生活排水の対策は着実に進んでいるのだから、窒素やリンが除去されているはずだ。山林や農地などの構造に変化があるのだろうか?あるいは私たちの意識や関心が変わってきたことに原因があるのだろうか?30年以上にわたり川の表情を見てきた著者が、地圏・水圏・大気圏をめぐる水の循環と物質循環を軸に、さまざまな視点から考える。
目次 : 第1章 川や湖の水質はどのように考えられてきたか?/ 第2章 人口が減っても水はきれいにならない?/ 第3章 山のせせらぎが表情を変えるのはいつか?/ 第4章 水田は水をきれいにするか?/ 第5章 耕作放棄地は「はずれ者」になったのか?/ 第6章 水が循環するようにリンも循環するか?
【著者紹介】
武田育郎 : 島根大学生物資源科学部教授。水質水文学。1961年岡山県生まれ。1986年京都大学農学部農業工学科卒業。大学院を経て、1990年島根大学農学部助手。講師、助教授を経て2003年より教授。博士(農学)、技術士(農業部門)、水質関係第1種公害防止管理者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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