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飛び立つ君の背を見上げる

武田綾乃

User Review :5.0
(2)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299013514
ISBN 10 : 4299013514
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2021
Japan
Series
:

Content Description

北宇治高校三年、中川夏紀。
私は今日、吹奏楽部を引退した――。

『響け!ユーフォニアム』シリーズの人気キャラ・中川夏紀の視点で、
傘木希美、鎧塚みぞれ、そして吉川優子をみた物語。
エモさ全開の青春エンターテインメント。

【著者紹介】
武田綾乃 : 1992年、京都府生まれ。2013年、第8回日本ラブストーリー大賞隠し玉作品『今日、きみと息をする。』(宝島社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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響け!ユーフォニアムのスピンオフ。夏紀先...

投稿日:2021/06/12 (土)

響け!ユーフォニアムのスピンオフ。夏紀先輩の視点でのお話です。夏紀先輩はとても好きなキャラクターなので、楽しく読むことができました。また、今までアニメしか見たことがなかったのですが、小説だと登場人物はみな関西弁で話していて驚きました。舞台が京都なので、そりゃそうだよなと思いましたが、とても新鮮な感じでした。アニメしか見たことないよという方でも、気にせず読めると思います。

タイラ さん | 愛媛県 | 不明

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遂にでた。映画「リズと青い鳥」の姉妹編と...

投稿日:2021/04/08 (木)

遂にでた。映画「リズと青い鳥」の姉妹編とも言える。私は、大好きです。

カニさん さん | 兵庫県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 黒瀬 木綿希(ゆうき)

    本編主人公・久美子の先輩であり、南中カルテットの一人、中川夏紀を主人公としたスピンオフ。唯一高校から吹奏楽を始め、どことなく冷めていたが一歩退いた位置から俯瞰的に見られる視野の広さを持ち、されどカリスマ性では部長の優子に敵わない。確かに副部長向きの性格だ。卒業まであと少しといったところで抱く悲しさや寂しさとは違うどうしようもない虚しさは、楽しい思い出やこれからも続く付き合いでは成り変われない。だからこそ過ぎ去った日々は愛おしく、「あの頃は楽しかった」と人は物思いに耽るのだ。

  • 芳樹

    同タイトルの短編が『ホントの話』にありますが、本作はそれを元にさらに広げ、夏紀視点で彼女が三年間どう部活と向き合ってきたかが描かれます。同じ南中出身の優子、希美、みぞれとの交流もしっかり語られており、彼女たちにどのような思いを抱いていたかを知ることが出来たので、なかよし川コンビ推しとしては大満足。面倒くさいことも多いけど、これぞ青春という感じですね。南中四人組がこれからも素敵な関係でいられますように。

  • 南北

    「響け!ユーフォニアム」のスピンオフ作品。久美子の1年先輩の夏紀からの視点で希美・みぞれ・優子について書かれている。コンクールを目指していたときのようなギスギスした感じではなく、副部長を引退した後の夏紀を含めた4人の姿がゆったりした雰囲気を醸し出してくれている。回想シーンを入れることで本編では曖昧だった部分が明らかになった点も人物の掘り下げにつながっていてよかった。希美やみぞれ・優子から見た夏紀も見てみたかったが、この3人では語り手は務まらないと思ってしまった。いつか再読してみたいと思わせる作品である。

  • よっち

    部活を引退し、卒業を待つ身となった中川夏紀。そんな彼女の残された高校生活と、彼女視点による傘木希美、鎧塚みぞれ、そして吉川優子のありようが描かれる『響け! ユーフォニアム』シリーズ番外編。希美に抱いていた罪悪感、改めて明らかになるみぞれと周囲の関係性、そして相棒とも呼ぶべき優子との関係など、同じ南中卒組で唯一中学時代に吹奏楽部でなかったこと、そして密度の濃かった二年間と副部長としての仕事など、彼女たちに対する複雑な想い、そして共に過ごして育まれていた確かな絆を見事に描いてくれていてなかなか良かったです。

  • まるぼろ

    夏紀視点で北宇治高校吹奏楽部引退から卒業までの期間を描く、優子、夏紀、みぞれ、希美の四人の関係を綴った物語です。天邪鬼な性格の夏紀の視点だと言う事を差し引いてもこの四人のそれぞれの関係は複雑怪奇だなと読みながら思わされました、希美のみぞれに対する気持ちなどは特に…w そんな事を踏まえた上で優子が部長に決まった際にあすか先輩が夏紀を副部長に推したのは慧眼だったんだなとも気付かされたりで読んでよかったと思える本でした。ギターもいいけど大学に行っても吹奏楽を続けてほしいなと思いつつ次回作にも期待です。

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