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武田百合子対談集 中公文庫

武田百合子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122075078
ISBN 10 : 4122075076
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2024
Japan

Content Description

武田泰淳没後まもなく行われた深沢七郎との長い対談。互いの若いころの思い出を語りあう吉行淳之介との対談、独り暮らしの日常を語る金井久美子・美恵子との対談、岸田今日子による『富士日記』についてのインタビューなど、生前行われた武田百合子のすべての対談を収める。金井姉妹の語りおろし対談「百合子さんのこと」を増補する。

【著者紹介】
武田百合子 : 1925(大正14)年、神奈川県横浜市生まれ。旧制高女卒業。51年、作家の武田泰淳と結婚。取材旅行の運転や口述筆記など、夫の仕事を助けた。77年、夫の没後に発表した『富士日記』により、田村俊子賞を、79年、『犬が星見た―ロシア旅行』で、読売文学賞を受賞。93(平成5)年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たっきー

    武田百合子氏の対談・鼎談と、金井久美子氏・美恵子氏が百合子氏について語ったもの。武田百合子氏のチャーミングで茶目っ気のある雰囲気が伝わってきた。

  • Inzaghico (Etsuko Oshita)

    金井姉妹が、大江健三郎の武田百合子評をあまりに男性視線すぎる、とバッサリ斬っているのが痛快至極。武田は「私の本を読んで、こんな文章なら、あたしにでも欠けると思ってる人、多いでしょ」と憎々しげに言っていたという。また、『富士日記』を読んだ男性読者から「相当貯めたでしょ」と言われた、とも。ここで金井姉妹が、石井桃子も引き合いに出して「貯めたでしょ」というのは男性、これくらいならわたしにも書けると思うのが女性、と分析しているのが、まあ痛快ったらない。

  • halow

    なんでこれほどの大作家たちが、こんな凡庸な男女論に拘泥するのかと不思議になった。 まあ、あの時代の人たちには小説よりもまず人生があったんだろうと納得することにした。

  • tbtmtk

    久しぶりに犬が星見た、富士日記、読み返したくなった。

  • uchiyama

    単行本で読んだものを文庫で再読。対談や鼎談というものをそんなに読んでるわけじゃないけど、ここまで対談相手に対して嫌な媚びのない対談集はなかなかないのでは、と思います。(吉行淳之介に対しても、媚びじゃなく、さっぱりした色気。)

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