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政治家の文章

武田泰淳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784004140382
ISBN 10 : 4004140382
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2006
Japan

Content Description

目次 : 1 「政党政派を超越したる偉人」の文章/ 2 思いがけぬユウモア/ 3 二人のロシア通/ 4 ある不思議な「遺書」/ 5 近衛の「平和論」/ 6 A級戦犯の「日記」/ 7 「政党全滅」をめぐるもろもろの文章/ 8 徳田球一の正直な文章

【著者紹介】
武田泰淳 : 1912‐76年。1931年東京大学文学部中国文学科中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • gtn

    「日記は、公開の文書とはちがうのであるから、他人の眼を警戒して体裁をつくろう必要はない」と、著者は宇垣一成の日記に着目する。その肝心の内容だが、詰まらない。軍人の気負いの典型。政治家は私記であろうと、死後公けの眼に晒されると踏んでいるからだろう。

  • あにこ

    エッセイとも評論ともいいがたい、中途半端な本である。■作者は本書における自らの態度を、あたかも『はじめて玩具店に足を踏み入れた幼児が(中略)さまよい歩いているのに似ている』と自嘲気味に評するが、いかにもその通りと思われる。これで「史記」に言及したのは笑止千万だが、作者がぼんやり意図していたらしきものは分かった。■作者の人物評あるいは世界構想が杜撰だったとは、別段思わない。ただ、泰淳は“政治音痴”だったのでは、と個人的には思う。この本が大して面白くないとしたら、原因はもっぱらそこにあるのではないだろうか。

  • くらげかも

    名のある政治家たちの編んだ文章のあやに、彼らの人となりや生き様を想う本。もう「歴史の登場人物」でしかない彼らも、確かにあの時代の空気を吸い、一人の人生を生きていたこと。それを教えられた気がする。

  • cochou

    印象的なのは次の政治家。1.宇垣一成の自信満々 2.近衛文麿のアメリカへの独り善がりの思い 3.葵重光の冷徹な観察眼と自堕落な軍人への嫌悪

  • めめ

    もっと、昔の政治家本人が書いた文章そのものが読みたかった。文章に対する、著者の意見をあれこれ長々と並べるのではなく。

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