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タデ食う虫と作家の眼 武田泰淳の映画バラエティ・ブック

武田泰淳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860292645
ISBN 10 : 4860292642
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2009
Japan

Content Description

映画に描かれた“エロスと愛”“政治と宗教”“戦争と平和”など、壮大なテーマを縦横に論じた名エッセイの饗宴。単行本未収録の巨匠黒澤明、木下恵介の撮影現場ルポ、幻の傑作短篇「白昼の通り魔」も収録。

【著者紹介】
武田泰淳 : 明治45(1912)年東京・本郷の潮泉寺住職大島泰信の二男として生まれる。旧制浦和高校をへて東京大学支那文学科を中退して僧籍に入る。僧侶としての経験、そして左翼運動、戦時下における中国体験が、思想的な重量感を持つ膨大な作品群の起点となった。中国から引き揚げた同21年以降、戦後文学の代表的な旗手として、スケール感あふれる数々の創作、批評活動を続けて、戦後文学に不滅の足跡を残した。51年10月没。48年『快楽』により日本文学大賞、51年『めまいのする散歩』により野間文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kokada_jnet

    うーん、泰淳マニアなら面白いのかも知れないけれど。普通に、「映画評論本」として平凡で退屈だった。巻末の武田花の思い出話が一番面白い。

  • メルセ・ひすい

     文豪が書く解説 読者を圧倒 解説はこうあるべき! 淀川さん真っ青! これでいいのだ。 ★『火星探検』 宇宙飛行映画がすごい・・ 設定 火星は苛酷な原爆戦により一面の廃墟と化し、原始化している。・・ 「火星人の投げた石が、科学者の頭部に命中する・・ 他の一人が抱き起こすが岩山の上の火星男、下をうかがい見る。石斧を投げる、別の科学者も倒れる、首筋に刺さった斧・・ 」 

  • メルセ・ひすい

    12-106 文豪は半端ではありません・・・ 是非御一読あれ 図書館で・・・・待ってます!  映画に描かれた「エロスと愛」「政治と宗教」「戦争と平和」など、壮大なテーマを縦横に論じた文章を収録。「私の映画鑑賞法」(潮出版社 1978年刊)を底本に、エッセイ・対談ほかを増補したバラエティ・ブック。

  • nora

    文豪の映画評は案外平凡。が、巻末の小説はさすがにいい。ま、一番素敵なのはカバーの猫写真だけどね。

  • 久守洋

    文庫に収録されていない「白昼の通り魔」を読む。大島渚が監督した映画も好きだが、原作の方がすっきりしている。

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