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カタツムリハンドブック

武田晋一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784829981306
ISBN 10 : 482998130X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : カタツムリってどんな生きもの?/ カタツムリの体のつくり/ カタツムリの生活史/ カタツムリはどこにいる?/ カタツムリを探しに行こう/ ご当地カタツムリ一覧/ フタをもつカタツムリ11種。/ フタをもたないカタツムリ136種。/ カタツムリの採集と持ち帰り方/ カタツムリの飼育

【著者紹介】
武田晋一 : 1968年、福岡県生まれ。山口大学理学部生物学科卒業。大学院修士課程を修了後、フリーの写真家としてスタートし、主に水辺の生き物にカメラを向ける

西浩孝 : 1976年生まれ、宮崎県出身。京都大学理学研究科博士後期課程(生物科学専攻)修了、博士(理学)。大学での研究テーマはカタツムリの生態やDNAを使った系統地理。十日町市立里山科学館越後松之山「森の学校」キョロロ研究員を経て、現在、豊橋市自然史博物館で貝類担当の学芸員。日本貝類学会、日本生態学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 更紗蝦

    和名がついた日本のカタツムリ約800種類のうち、身近なもの中心に147種を掲載した、カタツムリの入門書です。図鑑として眺めるだけでも楽しいですが、コラムの内容も面白く、特に、マイマイ系の系統樹の話が興味深かったです。マイマイは右巻き同士、左巻き同士でしか交尾できないので、突然変異によって右巻きから左巻きが生まれた場合、左巻き同士で交尾をすることで元の集団と隔離が生じることになるのだそうで、つまりは、巻きの方向を決定付けるたった一つの遺伝子の突然変異で種分化が起こりうるのだそうです。

  • 800種以上の日本の固有種の中から、147種を収録。殻に毛が生えてたり、赤ワインみたいな色してたり、いろんなものがいるものだ。確かにウチでも、祖父が存命だった頃、盆栽の鉢でよく見た米粒くらいのカタツムリは見なくなってしまったし、子どもの頃は隣町でよく見かけた大きなカタツムリ(この本を見る限り、たぶんハコネマイマイ)をウチの近所でも見かけるようになったり。4年間で16km勢力図を広げたモグラ東西戦争じゃないけど、カタツムリ境界も変わってきてるんだろうなあ。

  • itokake

    海の貝に比べ、地味な陸貝、カタツムリ。でもこの本は魅力たっぷり。挿入されるコラムが読み物として面白いのもあるが、一番は「軟体部分がある」こと。海の貝図鑑だと、殻だけ。海中で中身のある生きた状態を撮影するのは難しいから。陸貝は採集地や、持ち帰った後のスタジオでグラビアアイドル級の撮影が可能。触角をピーンと伸ばして、どのツムもいい表情。このハンドブックシリーズ、撮影者と著者の推しが表紙でわかるのも楽しい。一番大きく表紙を占めるのは島牧村産のヒメマイマイ。産地特有の殻が素敵。ナメクジは控えめに脇をかためる。

  • himawari

    右巻きや左巻き、黄緑色や黒、透き通った殻。貝の様な形、毛の生えた殻、くっきり模様など日本だけでも色んな変わったカタツムリがいる。これだけ集めるとカラフルで可愛いく見える。カタツムリの見分け方も初めて知った。大人のカタツムリは殻の縁がめくれたように反り返っているのか。そしてあの渦巻きは子供の時からそのままの形で大きさだけ大きくなっていくのね。知らないことだらけでどれも新鮮で興味深い。全てのカタツムリの写真が最初にまとめて載っているので実際にカタツムリを見分けるのに便利そう。コラムも充実していて面白かった。

  • チュンセ

    日本にもいろんなのがいたのねぇ〜〜

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