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ISBN 10 : 4794968272
Content Description
学生時代から思考の元のところで、ずっと気になっていた日本語の構造とジャーナリズムの問題。日本語はジャーナリズムに適した言葉なのか?日本語の構造については、森有正、丸山真男、本多勝一、大宅壮一、清水幾太郎、佐野眞一、片岡義男など、多くの論者が挑んできた。明治期の新聞がどのように口語体になったか。言語学者、文法学者は日本語をどのように考えてきたのか。戦後、大本営発表のような報道を繰り返さないために、新聞はどのような文体を選んだか。何を伝えるかではなく、どのように伝えるか、日本語から考えるジャーナリズム論にして、日本文化論。
目次 : 1 日本語は批評やジャーナリズムの道具となりえるか/ 2 命題がたてられない―森有正の日本語論/ 3 論理的なのか、非文法的なのか―本多勝一の日本語論/ 4 「である」ことと「する」こと―佐野眞一、丸山真男、荻生徂徠/ 5 国語とジャーナリズム/ 6 無署名性言語システムの呪縛―玉木明のジャーナリズム言語論/ 7 中立公正の理念とジャーナリズムの産業化―大宅壮一と清水幾太郎/ 8 「うち」の外へ、日本語の外へ―片岡義男の日本語論
【著者紹介】
武田徹 : 1958年生まれ。ジャーナリスト・評論家。東京大学先端科学技術研究センター特任教授、恵泉女学園大学教授などを歴任。国際基督教大学大学院修了。メディアと社会の相関領域をテーマに執筆を続け、メディア、ジャーナリズム教育に携わってきた。2000年『流行人類学クロニクル』(日経BP社)でサントリー学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Nobu A
読了日:2017/02/04
takao
読了日:2020/09/05
見もの・読みもの日記
読了日:2016/12/25
西村章
読了日:2016/11/30
チャーリイ
読了日:2019/11/03
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