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日本人が知っておくべき 中国のこと

武田一顕

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784777831715
ISBN 10 : 477783171X
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan

Content Description

1972年に国交正常化、日中平和友好条約が結ばれ50年以上が経った現在、日本にとって最大の貿易相手国でもある中国とは、経済的には極めて緊密な関係が形成されている一方で、軍事的緊張は高まりつつある状況と言えます。急速な軍備増強をはじめ、繰り返される中国海警船などによる領海侵犯、戦闘機による自衛隊機への異常接近、そして台湾をめぐる動向も日本にとっての大きな脅威となっています。中国はなぜ挑発的な態度をやめないのか、日中の関係は何故ここまでこじれてしまったのか。さらに、習近平の失政とも言われる中国経済失速という危機は、これまで起きたどんなリスクよりも世界経済に大きなインパクトを与えるとも予想されています。その時、日本にもたらされる影響はどのようなものなのでしょうかーーー
本書は、日中関係の過去と現在、中国の主張や独自の論理、現在の中国の政治や経済、産業やカルチャーについて、そしてこれから日本は中国とどのような関係を築いていくべきか、一般国民が「知る」「考える」きっかけとなるような一冊です。特に専門知識を持たない一般層にとって読みやすくわかりやすい、イラストや図版などのビジュアル要素も多く交えながらの、比較的平易な内容構成および解説が中心となります。著者は“国会王子”の愛称で親しまれ、『サンデージャポン』でもお馴染みの存在だった元TBS記者・武田一顕氏。中国取材歴も豊富(特派員としても赴任経験あり)で、中国通としても知られています。

“国会王子”の愛称でサンジャポでも親しまれてきた名物報道記者・武田一顕
TBSからフリーに転身後、初の著書がついに刊行! 中国通としても知られる
著者ならではの目線で面白くわかりやすく解説する「現代中国のエッセンス」

【著者紹介】
武田一顕 : 1966年生まれ。東京都出身。早稲田大学第一文学部卒業、中国文学専修。元TBSラジオ国会担当記者。当時より“国会王子”という異名で知られる。また、『サンデージャポン』の政治コーナーにも長く出演し親しまれた。2023年6月、報道局ニュース編集長を最後に退社。以来、フリーランスのジャーナリストとして活動中。大学在学中には香港中文大学に留学経験があり、TBS在職中も特派員として3年半北京に赴任していた経験を持つ。その後も年に数回は中国に渡り取材を行っている「中国通」でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 榊原 香織

    2024年12月刊 今の中国の状況が分かりやすく書かれてます。

  • くものすけ

    著者は元TBSラジオ国会担当記者等。詳しく書かれていますが、やや表層的な部分もあり、ベテラン中国通の方々には食い足りない内容となっているのではないかと思います。 但し、聞き慣れないルサンチマンという言葉が、中国や習近平を理解する上で、キーワードとなるとの指摘があり。何となく合点のいく内容でした。中国の高学歴層、知識層にはやや不人気な面もあるが、一般庶民にとっては習近平はカリスマ的な根強い人気のある理由に納得。

  • tacacuro

    今の中国の全体像をざっくりと把握できる格好の入門書。安全保障や経済面の脅威となる隣国を等身大に理解するためには、中国、中国人がルサンチマン、すなわち恨みや嫉妬を抱える弱者の心理状態にあると解釈すべきだという。目から鱗だ。人口比でみると、中国には日本の少なくとも十倍の賢者がいて(悪人はさらにその十倍だという)決して侮れないというのも激しく同感。著者は自身を親中派ではなく嫌中派でもない知中派と称するが、日本人なら尖閣諸島の帰属についてもう少し日本寄りに記述しても知中派の範疇に収まったのではないか。

  • Humbaba

    例えどのような感情を抱いているにしろ、相手のことを知らなければ正しい判断はできない。好悪の念は別として、隣国との付き合いというのは欠かすことができないものであり、それが大国であれば一層重要になる。自国の常識というのはあくまでも自国の中で通じるものであり別の歴史を持つ他国の場合にはまた別の常識がある。それは知っているつもりでも、つもりというだけでは不足している可能性が高い。

  • 山中鉄平

    中国についてコンパクトに分かりやすくまとめられている(私にとっては)良書。私の幻想の中国は歴史ある超大国で更に進化を遂げていく国だ。一方で「賢い人は日本の10倍、悪い人は100倍」いて「マナーよりマネー」の人々が暮らす危険満載の国だというのも事実だろう。何にしろ私には得にもならぬ中国に関する知識がほんの少し増えたような気がする。中国は魅惑の国である。

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