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レプリカ 文化と進化の複製博物館

武村政春

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784875024484
ISBN 10 : 4875024487
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2012
Japan

Content Description

妖怪からiPS細胞まで!気鋭の分子生物学者が明かすコピーとオリジナルの妖しい関係。

目次 : 第1期 「身のまわりの複製」展(複製とは何か/ 身のまわりの複製産物/ 複製の原形―二つに分ける・二つに分かれる/ 複製される者たち/ 複製の深淵/ 繰り返しと集合)/ 第2期 「生物の世界の複製」展(生物の特徴としての複製/ 複製する細胞たち/ DNAの複製と進化/ 「自己」複製とは何か/ 進化に見える様々な複製―進化複製論/ 生命複製論)

【著者紹介】
武村政春 : 1969年三重県生まれ。1998年名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了。DNAポリメラーゼαの活性制御機構に関する研究により博士(医学)の学位を取得。名古屋大学医学部助手、三重大学生命科学研究支援センター助手等を経て、東京理科大学大学院科学教育研究科准教授。専門は、生物教育学・分子生物学・複製論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Rahuka

    生物学オンリーの話かと思ったらそうでもなかった。美術における「複製」の話はなかなか興味を引いた。遺伝子から都市伝説まであらゆる「複製」との関係に迫っていく。著者のユーモアも散りばめられていて楽しい。

  • らむだ

    副題に文化と進化の複製博物館とあるように、前半は社会学的視点から複製を考察。後半は生物学的視点から複製を考察という構成。体系的ではないが、断片的に様々な話題で複製について考察しているので、気になるトピックだけでも読んでみることをお勧めします。

  • Uzundk

    生物学者による複製というもの、そして行為に関する問いとその実体とその哲学的な考察の本。 著者自身が語るように哲学者である父による影響が濃く見られる用に思う。 オリジナルという原型は複製されて初めてその地位を持つが、複製された後にはオリジナルと複製という立場の違いは維持されると限らない。 そして私達はいくつもの原型から複製された物、そして複製装置に囲まれていると言う視点は新鮮だった。 そして訳注が充実してとても読みやすい。 テロメアは複製手段が原因で短くなるのをここで初めて知った。

  • yahiro

    「複製」をテーマにした本。これまでも遺伝子関連の本は読んだことがあるが、本書の特徴はむしろ生物学に限らず、日常に至るまでのすべての「複製」を題材にして書かれている(むしろ日常パートがやや長い感じもする)。専門分野に関しては、専門用語が連発するので正直ついていけない部分も多かったが、全体的に見ると注釈も丁寧で、素人でもわかりやすいように配慮されて書かれていると感じた。中でも、「3大欲求は複製したいという欲求そのもの」という意見には、思わずうなった。

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