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「地形」で解ける世界史の謎(仮)Php文庫

武光誠

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569763910
ISBN 10 : 456976391X
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
August/2015
Japan

Content Description

古代の農耕は、雨の多い熱帯ではなく、乾燥地域のオアシスで盛んだった。実は雨の多い地域では、雑草や樹木の成長が活発なため、大木を切って農地を開発し、作物だけを育成することは難しいのだ。反対に乾燥地域は、水さえ確保できれば、容易に作物を育てることができる。本書は、このような世界史における地政学的な謎を解くもの。学校では教えてくれない生の世界史がわかる!

目次 : 第1章 なぜ乾燥地にあるシルクロードが東西交易路として栄えたのか/ 第2章 なぜモンゴルは短期間でユーラシア大陸の大半を支配できたのか/ 第3章 穀物がほとんど採れないギリシアで、なぜ古代文明が興ったのか/ 第4章 イスラム教はなぜ、インドや東南アジアまで急速に広まったのか/ 第5章 なぜインドの南方には有力な政権が生まれなかったのか/ 第6章 なぜ中国王朝は南北に分かれることが多いのか/ 第7章 なぜ辺境の四川が、前漢の劉邦や蜀の劉備の本拠地になったのか/ 第8章 なぜ朝鮮半島には、七世紀末まで統一国家が生まれなかったのか/ 第9章 森林に覆われた西ヨーロッパがなぜ十一世紀以後急速に発展したのか/ 第10章 なぜ超高地のアンデスに文明が生まれたのか/ 第11章 アメリカ西部が十九世紀に意欲的に開拓されたのはなぜか/ 終章 地形からみえてくる世界史の流れ

【著者紹介】
武光誠 : 1950年、山口県防府市生まれ。1979年、東京大学大学院国史学博士課程を修了。文学博士。現在、明治学院大学教授。日本古代史を専攻し、歴史哲学的視野を用いた日本の思想・文化の研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かわうそ

    無味乾燥な文章で間違いも多い駄本。ずっと積読していたがそのまま積読したままの方がマシだった。 それにしても人類というのは基本的に南下するのを傾向がある。やはり、南部の方が比較的に温暖な気候のため農作物が育ちやすいし海も凍っていないのもある、何よりも住みやすいのであろう。そういうわけでロシアも南下したがる訳だしアーリア系民族もインドの南部に南下してきた経緯があるのだろうか??? それにしても酷い本だった。同じ著者の「宗教」で読み解く〜もロクな本では無さそうだけど一応読んでみようとは思う

  • 金吾

    △こじつけたような話が多くあまり面白くなかったです。図を見るのは楽しかったです。

  • RED FOX

    中央アジアの説明から始まるのがシブい。中近東、インド、中韓、ヨーロッパ、アメリカ大陸、と続く。今後はともかく、地理は人間どものナリワイや社会の要因なのでしょう。世界史や地理の授業の基本をおさらいした感じでよかった。

  • うえ

    「大航海時代より以前は、イスラム系の商人の時代であった。かれらは、西はヨーロッパ、北アフリカから、東はインド、中国さらに東南アジアにいたる広範囲の貿易を発展させていった。この意味で、イスラム教は「商人の宗教」と評価できる」「ミイラづくりをきっかけにエジプトで化学が起こり、さまざまな薬剤が開発された…しかしメソポタミアやエジプトの諸王朝は、農業に立つ政権であり、商人の政権ではなかった。古い時代には交通路の整備が不十分で、メソポタミアとエジプトとの交易や文化交流を物語る考古学的資料は、それほど多くはない」

  • Satoshi

    地形と文明の謎を論理的に書いているのかなと思っていたが、ただ地域ごとの歴史を記載しているだけで、期待外れであった。まあ、学校で勉強した世界史を地図とともに思い出せたのはよかったが

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