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「古代日本」誕生の謎 大和朝廷から統一国家へ

武光誠

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569665795
ISBN 10 : 4569665799
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
January/2006
Japan

Content Description

卑弥呼の「邪馬台国」のその後は、どうなったのだろうか?大和朝廷は、どのような形で勢力を拡張していったのだろうか?そして、力を誇った吉備や出雲の国たちはなぜ衰えていったのだろうか?古代史ファンがもっとも知りたいこれらの問題にアプローチしたのが本書である。「日本誕生」の物語を、考古学の成果と文献を融合させ、具体的かつ鮮やかに描き出した、待望の一冊といえよう。

目次 : 序章 古代史を学ぶ意味(誰が「日本」を作ったか/ 首長から大王に ほか)/ 第1章 古代都市「大和」と首長霊信仰(山の辺の道に生まれた新文化/ 前方後円墳を作った平和都市「大和」 ほか)/ 第2章 戦乱時代の勝者(銅鐸を割る時/ 桃太郎伝説と前方後円墳 ほか)/ 第3章 東北の歴史が語るもの(東の文化を代表する亀ヶ岡遺跡/ 奥州日高見国の後退 ほか)/ 終章 古代日本文化の三つの流れ(日本文化の原像/ 亜熱帯に育つ国際的文化 ほか)

【著者紹介】
武光誠 : 1950年、山口県防府市生まれ。1979年、東京大学大学院国史学博士課程を修了。明治学院大学教授。日本古代史を専攻し、歴史哲学的視野を用いた日本の思想・文化の研究に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • fseigojp

    いよいよ継体天皇が不思議な存在 江上の騎馬民族説とも関連か?

  • Nao

    少し読むのに時間がかかったが読了。読んで良かったと思える本。日本、日本人のルーツはぼんやりと頭にあったが、考古学や古事記、日本書紀等の客観的証拠から、日本の成り立ちや日本人、アイヌ、沖縄の人々のことがわかり面白かった。日本の古代ということで、今度は古事記関連の本を読みたくなった。

  • ACE

    考古学的な資料が中心で信憑性はあるかも。特に縄文人と弥生人の違いや北海道と沖縄の中央の関係は興味深かったなー。誕生の謎というより古代文化の歴史みたいな側面が強いかな?それでも縄文・弥生中心に発見できるものは多いはず

  • kmiya3192

    古代日本史の真相は?少しづつ明らかになってきた。邪馬台国は近畿ではなく九州説!箸墓古墳の真相は。原点は箸墓にある。その後の九州征伐。そして蝦夷、沖縄に至る経緯が明らかになる。弥生時代と縄文時代にはその違いがあるといわれると理解が深まる。日本書紀が古代史のすべてではない。そいうとわかったようなわからないような。

  • にゃあ

    「古事記 ビギナーズクラシックス」と並行で読んでた。いや、こっちを先に読み始めるも、専門外の本を読むのは何かと時間がかかる。日本史で、1万年前に縄文時代、紀元前に弥生時代で、そのあと大和朝廷が日本最初の中央集権国家となった…と習ったけど、そこに至るまでがこんなに詳細に書かれているとは。末文『日本史を正確につかむためには、表面的な政争の歴史より、日本文化の発展の大きな流れに注目する必要がある』これは本当にそう思う。文学・美術・民俗学こういうのひっくるめて過去を振り返らなければ歴史は理解できないと思った。

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