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イギリス絵本留学滞在記 現代絵本の源流ウォルター・クレインに魅せられて

正置友子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784759921649
ISBN 10 : 4759921648
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 第1部 イギリスで暮らす(ジャッキーさんとイングリッシュ・ホーム/ イギリスの衣食住 ほか)/ 第2部 イギリスで児童文学を学ぶ(ローハンプトン大学大学院/ ローハンプトンのクラスメートたち ほか)/ 第3部 イギリスで、絵本研究過程で出会った人たち(ブライアン・オルダーソン先生/ ノーマン・ワドルトン先生とケンブリッジ ほか)/ 第4部 ヴィクトリア時代の絵本に魅せられて(ヴィクトリア時代は、絵本の花が開いた時であった/ エドマンド・エヴァンズ登場 ほか)

【著者紹介】
正置友子 : 1940年名古屋市生まれ。1962年愛知県立女子大学文学部英文学学科卒業。1965年結婚時より、大阪北摂の千里ニュータウンに在住。1973年青山台文庫開設。1994年〜2000年イギリスに滞在し、ヴィクトリア時代の絵本を研究。2001年イギリス、ローハンプトン大学大学院に、論文A History of Victorian Popular Picture Booksを提出。博士号(PhD)を授与される。2008年著書A History of Victorian Popular Picture Books(風間書房 2006年)に対して、イギリスのChildren’s Books History Societyより「ハーベイ・ダートン賞」授与。聖和大学教授を経て、現在、青山台文庫主宰 絵本研究所主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • にたいも

    大阪の青山台文庫・絵本学研究所主宰の正置友子さんが54歳で英国ローハンプトン大学大学院児童文学科に6年間留学したエッセイ。そして、執筆したヴィクトリア時代の絵本についての論文を短くわかりやすくまとめたもの。書誌学はとっつきにくいと思っていたが、正置さんの熱情とともに彫版師エヴァンズの半生の流れで読むと、なんとも面白い。日本の浮世絵の影響大。その後、付録に「イギリスではじめての日本絵本原画展」をするから来てと友人たちに言ったら「ああ、浮世絵ね。」と言われ愕然とした話が出てくる。出会う人々を魅力的に記述。

  • sai

    一目で心惹かれた。ピカピカ光ってつやつやとした、まだ新しい赤い表紙カバー。自分の中の、「これが本だ」っていう本(絵本)への憧れと理想が体現しているようで。前半はイギリスの研究生活。どんなふうにどのような場所でどんな交流の元、絵本を研究したのか、学んだのか、それがどれだけ興味深く楽しかったのか。後半は書き上げた論文について少しずつ語られている。丁寧で優しい声が聞こえてきそうな文章。イギリスと日本、絵本について、印刷について自分でも感じてみたい知りたいと思った。「いちばん遠くにあるものを見つめ続けてください」

  • 鹿屋

    「いちばん遠くにあるものを見つめ続けること。 直面している現実だけでは、生きるのは難しい。」

  • もこもこ

    正置友子の講演会とウォルター・クレイン展と合わせて読みました。思いの深さに驚くやらうらやましいやら、至福の年月だったんでしょうね。

  • ジュンケイ

    54歳で絵本の研究のためにイギリスに行った著者の滞在記。お世話になる人たち、食事や病院の話、乗り物など日本との違いが書かれている。とにかく文章がおもしろいので、読んでいる時間がいい。本格的に絵本のことは、最後の章になるのだが、ヴィクトリア時代へ。印刷技術もある。絵本は絵が大切であるが、絵師の絵を印刷する彫版師の話なる。絵師と彫版師。こういう視点に興奮する。「アリス」はテニエルの絵が大事なのはわかるが、彫版師がいてこそなのだという視点。最後の「参考資料」もまず画家名が頭にある。絵に対するリスペクトを感じる。

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