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趣魅怪談

正木信太朗

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801305335
ISBN 10 : 4801305334
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

廃墟探訪、葬式巡り、架空鉄、厄集め、抜け殻収集、懸賞マニア、切り絵、事故物件内見、怪談蒐集家…忘我は人を異界に誘う。気鋭の怪談師4人がつむぐ趣味にまつわる“極上”の怪異譚。

目次 : 第1章 奇の怪異(“トレイルランニングの怪異”パアァァン!(しのはら史絵)/ “鉱物コレクターの怪異”石拾い(若本衣織) ほか)/ 第2章 妖の怪異(“架空鉄の怪異”理想郷に捧ぐ(正木信太郎)/ “スワッピング愛好家の怪異”見学者(若本衣織) ほか)/ 第3章 怨の怪異(“ソロキャンプの怪異”焚火(若本衣織)/ “懸賞マニアの怪異”当選通知(正木信太郎) ほか)/ 第4章 縛の怪異(“厄集めの怪異”厄拾いサークル(夜馬裕)/ “事故物件内見の怪異”予測不可能(しのはら史絵) ほか)

【著者紹介】
正木信太郎 : 怪談師・怪談作家。聞く人を唖然とさせる怪談・奇談を得意とする。また、座談会方式で怪談を語り合う「板橋怪談会」の主催のひとり

しのはら史絵 : 作家・脚本家・怪談蒐集家。共著者である正木信太郎氏と「板橋怪談会」を主催。不定期で「女だけの秘密の怪談会」も主催している

夜馬裕 : 怪談師・作家。三代目最恐位(怪談最恐戦2020優勝)。怪談師ユニット・ゴールデン街ホラーズの一員。第7回『幽』怪談実話コンテスト優秀賞、カクヨム異聞選集コンテスト大賞他

若本衣織 : 怪談師、作家。第2回『幽』怪談実話コンテストで「蜃気楼賞」に入選。近年は様々な怪談会に顔を出しながら、自身が集めた怪談語りを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 鷺@みんさー

    実話怪談と銘打っていても、創作や盛りの多寡はあるだろう。私が怪談に求めるものはそういう意味でのリアリティではない。ただ、面白く怖ければそれで良い、と思っている。…だからこそ。正木氏の時計の話はなぁ…途中まで良かっただけになぁ…いやー、ないわぁ。だから嫌いなんだってこの手法。よもや怪談でこれをされるとは…ガックシ。あとラストの怪談収集家の話も、楽屋オチなんだかなんかもう…うん、好みじゃないわ。当選通知の話は面白かった。あとは厄拾いのやつが面白かった。湧き続ける廃墟と脱け殻コレクションが奇異でよい感じ。

  • 澤水月

    去年は特殊な職業、今年は趣味。クルマ趣味の「草ヒロ」て言葉を初めて知り収穫。書き手増えたらかなり玉石が…趣味はどれも面白い。コロナ禍もあり大変そう。「実話じゃないやんけ」は別によくてテキストのみ勝負の怪談として面白けりゃいいと思う自分には夜馬裕氏のは全て面白かった。抜け殻コレクター!

  • qoop

    珍しい趣味を楽しむ渦中で怪異に出会う…そんな怪談を集めようという挑戦的なコンセプトが素晴らしい。あとがきにもあるが、全編通じて趣味の説明をくどく書かずスムーズに怪異とつなげる工夫が感じられ、怪異の内容以前に好印象。ただ収録作の中には実話と言われてもな〜…というものもない訳ではない。特殊な趣味だけに、個人の特定を避けるためにアレンジ効かせすぎだのかもしれないが…

  • eyemu

    同じような趣味が好きなら、もっと面白かっただろうけど。 ちょっと、趣味が遠すぎた。 麻雀、好き。

  • あき

    色んな趣味を楽しんでいるときに遭遇した怪異を集めた怪談集。怖い目にあったからといって好きでハマってる趣味を諦めたくはないよねえ。それをきっかけに止めた方が良いだろうという眉を顰めるような趣味もあったけど。

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