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ISBN 10 : 4044001103
Content Description
正徹は室町時代で最高の評価を得た歌人で、一万首を超える厖大な和歌を遺した。藤原定家に心酔し、兼好を絶賛した慧眼の持ち主であり、『徒然草』現存最古の写本もその筆になる。晩年の聞き書き風の歌論書『正徹物語』は、自作の解説、歌人の逸話、幽玄や妖艶といった歌体の説明など多岐にわたり、実作者ならではの内容に魅了される。章段分けを見直し面目を一新した本文に、新見に富む脚注、現代語訳、解説、主要歌書解説、索引を付した決定版。
目次 : 定家への信仰告白/ 家隆の歌風と亡室体/ 雅経は歌泥棒/ 現葉集/ 為相の母と弟/ 伏見院の筆跡/ 人麻呂出現/ 続歌の巻頭題/ 万葉集の注釈書/ 雅経と新古今集〔ほか〕
【著者紹介】
正徹 : 永徳元年(1381)〜長禄3年(1459)。禅僧で道号は清巌。室町時代の歌人。多作で一万首超の詠が現存。難解な歌風は保守的な歌壇で異端視されたが、連歌師心敬などに強い影響を与えた
小川剛生 : 1971年東京生。慶應義塾大学文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程中退。熊本大学、国文学研究資料館を経て慶應義塾大学文学部准教授。博士(文学)。著書に『二条良基研究』(笠間書院、第28回角川源義賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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シンドバッド
読了日:2013/10/15
shou
読了日:2015/02/14
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