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Barゴーストの地縛霊探偵 宝島社文庫 「このミス」大賞シリーズ

歌田年

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299060884
ISBN 10 : 4299060881
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2024
Japan

Content Description

幽霊が出ると噂のバー・ゴーストに、ある日一人の老人が来店した。彼は噂の原因となった足音の謎を解明してみせるが、直後に脳梗塞で倒れ、そのままバーで本物の地縛霊になってしまった! 彼の霊体が見える常連客の「ぼく」が観察していると、老人の霊はバーの中で起こるさまざまな事件を、酔いつぶれた客に憑依して解き明かしていくのだった。幽霊が探偵役の日常の謎ミステリー!

【著者紹介】
歌田年 : 1963年、東京都八王子市生まれ。明治大学文学部文学科卒業。出版社勤務を経てフリーの編集者、造形家。第18回『このミステリーがすごい!』大賞・大賞を受賞し、『紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人』で2020年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いたろう

    紙に関しての専門的な話のみならず、紙以外のマニアックな話も楽しい「紙鑑定士の事件ファイル」シリーズに比べて、本作は、BARの常連たちの会話による、オーソドックスな設定の短編集。と思ったら、ちょっと仕掛けが。BARの名前は「BARコースト」だが、何故、タイトルが「BARゴースト」になっているのか。日常の謎解きミステリの、探偵に仕掛けあり。しかも、最後まで読むと、更に仕掛けが?! そして、ストーリーとは直接関係がないところで言及される内容、今回は言葉についての蘊蓄等は、やっぱりこの作者らしくて、楽しいところ。

  • あっか

    最初ミステリ蘊蓄の前提知識が全然なくて、うーん読みにくいかも?と思っていたけど、どんどん面白くなって一気読みしてしまいました!珈琲屋タレーラン・ビブリア古書堂・最後の晩ごはん的(&あの傑作幽霊映画。書くとネタバレになってしまうほど有名。笑)な要素のある、バーで起こるミステリ連作短編集。ターミネーター2のトリビア(?)が1番驚いた!笑 全く知らずに何十年も見てた〜。主人公の仕掛けについては、20pくらいで急に分かってしまった。おじいちゃんの結末的に続編はないのかなあ?読んでみたいです。

  • よっち

    幽霊が出ると噂され「バー・ゴースト」と呼ばれるとある新宿のバー。地縛霊になった老人の霊がバーで起こる事件の謎を次々と解決していく連作ミステリ。ある日、来店して噂の原因となった足音の謎を解き明かしたものの、直後に脳梗塞で倒れて本物のバーの地縛霊になってしまった老人。ストーリーとしては霊体が見える常連客の「ぼく」が、泥酔した客に憑依して次々と解決していく老人を観察するという構図で、映画や小説といった様々なネタを中心とした蘊蓄語りも多くて、わりとゆるい雰囲気の謎解きながらもこれはこれで味があって良かったですね。

  • ひさか

    2024年10月宝島社文庫刊。BOOZE 01:詐欺、BOOZE 02:人間消失、BOOZE 03:定義、BOOZE 04:君の名は、BOOZE 05:アリバイ、BOOZE 06:ダイイングメッセージ、LAST BOOZE、の7つの連作短編とあとがきで構成。地縛霊探偵という設定が楽しい。凄い蘊蓄の会話、推理がたくさん出てくるのが面白い。ラストのどんでん返し的な展開も良い。歌田さんは追いかけてみたい作家さんのひとりになりました。

  • さくさくと♪ウンチクが長めでした、も少し短いと読みやすいような。

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