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出直し神社たね銭貸し 6 時代小説文庫

櫻部由美子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758446877
ISBN 10 : 4758446873
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

お蔵茶屋“くら姫”の主・お妙の後見役で骨董商を営む蝸牛斎は、お妙の門出を祝うために催した茶席を機に、金儲けだけがすべての男・播磨屋呉公に恨まれ、ひどい災難に見舞われる。一方、出直し神社の手伝いの娘・おけいは、ムカデに足を咬まれて痛がるお妙のために、“なめくじらの婆”と呼ばれる評判の薬師のもとを訪ねることに。薬師が住む蔵に通ううち、おけいは神楽鈴のごとき美しい音色を耳にして…。千里眼を持つうしろ戸の婆は、人知れずもつれ合った人生をするするとほどいていく。懐の深い貧乏神を祀る神社にやってくる人々を濃やかに描く、人情×謎解き時代小説。

【著者紹介】
櫻部由美子 : 大阪府大阪市生まれ。銀行員、鍼灸師などを経て、2015年に『シンデレラの告白』で第7回角川春樹小説賞を受賞。2021年、『くら姫 出直し神社たね銭貸し』で第10回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • タイ子

    シリーズ第6弾。今作は茶屋を大きく広げたいと欲のつっぱた金儲け主義の男・播磨屋が仕掛ける嫌がらせ。ムカデに刺されたお蔵茶屋、くら姫の主のためにおけいが訪ねた先はなめくじらの婆と呼ばれる評判の薬師。病気の妹を世話しながらひっそりと暮らす彼女。そして、無愛想ではあるがもみ療治の腕は天下一品。彼にも若い頃の思い出があった。そんな二人のもつれあった過去と絆を解いていくのが貧乏神を祀る出直し神社の千里眼を持つうしろ戸の婆。何度もウルっときながら年老いた2人の幸せを願う。

  • onasu

    「出直し神社」の6巻目も、あっという間に読了したが…。  このシリーズとしては、新たなタイプの敵役を配したのはいいが、今後も登場させるなら伏線が曖昧か。それから、脇役たちの過去を明かしたのはよかったが、実は…が重なったのには些か食傷気味。  好きな作品ゆえに苦言を呈したが、今回は新たなレギュラー陣も加わって次巻以降の楽しみも増えた。

  • 陽ちゃん

    シリーズ6作目。だんだんと、おけいの周りが賑やかになってきた一方で、播磨屋呉公という不穏な存在も現れ、今回は播磨屋が自滅したようですが、今後も絡んできそうで気になります。

  • kmori299

    既刊の中では1番好きかな。2話目がとても良かった。3話目も結構好きだけど、それよりおけいちゃんの見た夢に苦笑。いや実際見たら怖いけど。

  • えんこ

    西の方出身の登場人物たちの繋がりより、うしろ戸の婆の助言やその後に驚いた。惚れっぽいおけいちゃんの素直さが可愛らしい。

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