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出直し神社たね銭貸し 3(仮)時代小説文庫

櫻部由美子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784758445160
ISBN 10 : 4758445168
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「一刻も早く相手の女を呪ってくださいまし」。人生の仕切り直しを願う人々が訪れる“出直し神社”に、穏やかでない願いを訴える者が訪れた。袋物問屋・茜屋のお松と名乗る女は、店主で夫の茂兵衛が伯父から相続した家に入り浸るようになり、女を呼び入れているに違いないと言う。その家には大黒さまが化けて出るとの噂もある。うしろ戸の婆はお松に、まずは浮気を確かめよと、神社の手伝いをしている少女・おけいを連れていくように言い…。流行り病に人殺し事件と、大忙し。抜群の読み応えと大好評のシリーズ、第三作。

【著者紹介】
櫻部由美子 : 大阪府大阪市生まれ。銀行員、鍼灸師などを経て、2015年に『シンデレラの告白』で第7回角川春樹小説賞を受賞。2021年、『くら姫 出直し神社たね銭貸し』で第10回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • タイ子

    第3弾。前作と違って今回はミステリー仕立てなのでより面白く読める。出直し神社の巫女・おけいが派遣された先は江戸でも有名な袋物問屋の女将からの相談事から。夫の浮気の真偽と、夜な夜な現れる大黒様の真相。他に長屋の男が名刀・村正で殺され、続いてせんみつと皆から揶揄される娘も殺される謎解き話。殺された男の妻と幼馴染みの男との純愛物語がいい。不器用だけど根は優しい男と夫殺しを疑われる妻が新しい未来に向かう姿にほっこりとする。そして、最後に殺人の真相が暴かれる時、人の表裏の怖さを知る。うしろ戸の婆は全てお見通し。

  • 真理そら

    出直し神社シリーズ第3弾。旦那が伯父から相続した家に何人もの女を呼び込んでいるので相手の女を呪ってほしいという袋物問屋のお松の依頼に応えてその家に住み込むことになったおけい。流行り風邪で手が足りない医者の家に手伝いに行ったり、近所で殺人事件が起きたり、「せんみつ」と呼ばれる虚言癖の娘に出会ったりしながらおけいは今回も頑張る。今回もおけいの淡い想いは実らない。このシリーズはおけいがせっせと家事にいそしむのが気持ちよくて好きだ。アタシもがんばらなくちゃという気分になる。

  • さくさくと♪真相は、ちと苦いです。狂骨センセイは、何者なんだろ?面白いキャラが登場しました^ ^

  • onasu

    出直し神社も三作目。おけいにもおどおどしたところがなくなり、元々の素直な性格からか初めてのところでもすんなりと。そんなんで、初話の浮気調査に遣わされた商家の別宅でも重宝がられて長居することに。浮気話しの出所が弱いのが玉に瑕だが、それが元で居続けるのはおもしろい展開。  おけいに気兼ねがなくなった分、うしろ戸の婆が遠景に引くのはいいが、この話しはあくまで何らかの「出直し」のために婆から言付かった役目を果たすのが主筋なんで、これが遠景になるのはいただけない。とは言え、続編も心待ちにしています。

  • akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会

    シリーズ3作目。

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