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睡眠の科学 なぜ眠るのかなぜ目覚めるのか

櫻井武

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062577052
ISBN 10 : 4062577054
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2010
Japan

Content Description

人生の3分の1もの時間を費やしてまで、ヒトはなぜ眠らなければならないのか。未だ答えが出ないこの究極の問いに、睡眠研究をリードする著者が迫る。睡眠の正体に迫る最新研究を追う。

【著者紹介】
櫻井武 : 1964年東京生まれ。筑波大学大学院医学研究科修了。医師、医学博士。日本学術振興会特別研究員、筑波大学基礎医学系講師、テキサス大学ハワード・ヒューズ医学研究所研究員、筑波大学大学院人間総合科学研究科准教授兼科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業グループリーダーを経て、金沢大学医薬保健研究域医学系教授。1998年、覚醒を制御する神経ペプチド「オレキシン」を発見。脳内新規分子の探索をすすめつつ、睡眠・覚醒機構や摂食行動の制御機構、情動の制御機構の解明をめざして研究を行っている。平成12年度つくば奨励賞、第十四回安藤百福賞大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    #説明歌 オレキシンナルコレプシー睡眠と覚醒遷移不眠予防へ

  • Tadashi_N

    睡眠への理解と脳の活動への理解は同じ。睡眠は生物には欠かせない。

  • かんやん

    睡眠と覚醒のメカニズム、つまり脳の各所の役割と神経伝達物質の働きを図を用いてわかりやすく解説してくれる良書。レム睡眠とノンレム睡眠ってこんなに異なるものなのか。レム睡眠時に活発化するコリン作動性ニューロンが視覚連合野や大脳辺縁系を刺激し情動的視覚イメージ(夢)が生じる。しかし、前頭前野(前頭葉の一部)の活動が低下しているので、メタ認知力が失われ、幻覚を現実と受け取る。しばしばその内容は条理を欠いたものになる。このメタ認知能力(認知していることを認知する)って、デカルトのコギトそのものではないか。

  • びっぐすとん

    110円本。人生の3分の1は睡眠と聞くとなんだか勿体無い気がする。しかし全ての動物はスタイルの差はあれ、必ず寝なければならない仕組みになっている。クジラは垂直になって鼻先を海面に出して寝るそう。11日間眠らなかった実験があるらしいが私には無理。夢とはなにか?心理学では夢で色々と分析するが、神経学者は夢の内容に興味はない、夢をみるメカニズムが関心事だとキッパリ。不眠の原因や覚醒剤の恐ろしさなど睡眠のあらゆることに内容は及ぶが専門的すぎて最初の方はチンプンカンプン。眠れない方はご一読を。すぐ眠くなりますww

  • Arisaku_0225

    朝はいくら寝ても寝足りないのに夜はなかなか眠りに落ちないのは何故だろうか、と手に取る。睡眠の話で必ず出てくるレム睡眠とノンレム睡眠を研究背景からメカニズムまで触れられてるのは流石ブルーバックス。覚醒と睡眠のスイッチはシーソーのような構造になっており、様々な化学物質や条件によってスイッチするというのは面白い。進化的に眠りは必要だから睡眠は排除できない。とにかく寝ることの必要性がわかる。受容体やら神経伝達物質やらの難しい話のおかげで何回も寝落ちしかけたが、寝ることの生理学的/進化的位置づけがわかる良本。

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