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睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか ブルーバックス

櫻井武

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065020265
ISBN 10 : 4065020263
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2017
Japan

Content Description

初版刊行後の最新知見を大幅加筆!近年の睡眠研究の進歩はめざましい。ノンレム睡眠時に老廃物を洗い流す、「グリンパティックシステム」の発見、日本で発売された画期的な不眠症治療薬、「睡眠負債」が溜まるメカニズムなど、世界の睡眠研究をリードする著者が最新知見をもとに迫る「睡眠の本質」。

目次 : 第1章 なぜ眠るのか?―いまだに解けない謎と、記憶強化にはたす睡眠の驚くべき効果/ 第2章 最新技術で探る「睡眠の正体」―画像解析でわかった「レム睡眠とノンレム睡眠はこんなに違う」/ 第3章 睡眠と覚醒を切り替える脳のしくみ―神経伝達物質とニューロンがつくりだす巧妙な2つのシステム/ 第4章 睡眠障害の研究から生まれた大発見―覚醒をもたらす物質「オレキシン」の決定的に重要な役割とは/ 第5章 オレキシンが明かした「覚醒」の意味―ヒトや動物は、なぜ目覚めなくてはならないのか/ 第6章 ヒトはどこまで睡眠をあやつれるか―不眠治療薬の最前線と「眠らないですむ薬」の可能性/ 第7章 睡眠に関する日常の疑問と、これからのテーマ―「夢」の役割、「腹時計」から、睡眠物質では解けない謎まで/ 終章 なぜ眠るのか―私の仮説

【著者紹介】
櫻井武 : 1964年東京生まれ。筑波大学大学院医学研究科修了。医師、医学博士。日本学術振興会特別研究員、筑波大学基礎医学系講師、テキサス大学ハワード・ヒューズ医学研究所研究員、筑波大学大学院准教授、金沢大学医薬保健研究域教授を経て、筑波大学医学医療系および国際統合睡眠医科学研究機構教授。1998年、覚醒を制御する神経ペプチド「オレキシン」を発見。平成十二年度つくば奨励賞、第14回安藤百福賞大賞、第65回中日文化賞、平成二十五年度文部科学大臣表彰科学技術賞、第2回塩野賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Vakira

    コボさん(安部公房)の「笑う月」を読んだ。「夢」の考察と「夢」からの発想の短編小説。大変面白く読んだ。そして夢について考えさせられた。古くは北杜夫も「あくびノオト」って見た夢を小説にするということをしていた。「夢を見る」という事は生命維持に必要な機能ではないか?と発想し、確かめるべく本屋へ。学生の頃、世話になったブルーバックスの棚にこの本を発見。ペラペラ見ているとレム睡眠時に男性は陰茎が勃起しているという文章が目に入り こりゃ 読んどかんと!即買い。

  • アキ

    人はなぜ眠るのか?まだ答えはない。睡眠は休息ではなく、脳が積極的に生み出す状態であり脳のメインテナンスに必須である。覚醒を制御する神経ペプチド「オレキシン」を発見した世界で注目の著者が、最新の睡眠にまつわる知見をわかりやすく解説している。記憶がレム睡眠よりもノンレム睡眠の方が関わっていること、満腹中枢である視床下部外側野とオレキシン作動性ニューロンが一致することなどの知見が面白かった。村上春樹「夢をみるために毎朝僕は目覚めるのです」マクベス「睡眠こそこの世の饗宴における最高の滋養である」睡眠は脳への栄養!

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    #説明歌 なぜ眠る必要あるかとなぜ眠気感じるのかの二つの仮説 レム睡眠ノンレム睡眠脳波測る視床下部と覚醒シーソー 不眠症睡眠障害睡眠薬覚醒剤と睡眠習慣

  • aiken

    2017年の本。脳科学関連で睡眠について読んでみた。よく聞く、レム睡眠、ノンレム睡眠時に何が脳内で起こっているかや、そもそも覚醒と睡眠はどうのように引き起こされるかなど脳内の化学物質のはたらきについての説明と、脳の部位ごとの機能紹介がなされていた。結局なぜ眠くなるのかはまだよくわかっておらず、睡眠の質を上げる方法もよくわからない。が、一般にいわれるような自転周期や光による体内時計、運動に加えて、化学物質による睡眠の操作が薬としてできかけていることが分かった。

  • zoe

    人は眠りたいだけ眠れば、睡眠時間は十分。人より睡眠時間が長いからとか、短いからと言って嘆く必要なし。起き続けていられる時間を計測するのであれば、お医者さんに研究を兼ねて立ち合いをしてもらうことが必要。でないと世間から認められないようだ。脳みそを二つに分け、半分ずつ寝ることを獲得することが出来れば、ずっと起きていられることは可能と思われる。

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