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ホーンテッド・キャンパス 桜の宵の満開の下 角川ホラー文庫

櫛木理宇

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041008027
ISBN 10 : 4041008026
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2013
Japan

Content Description

幽霊が視えてしまう体質の大学生、八神森司。その能力を生かし(?)、オカルト研究会で、美少女こよみに密かに片想い中。しかしオカ研には、恐怖の依頼が続々と、凍死寸前の男が訴える「雪おんなの祟り」や隙間から覗く眼など、難問奇問を調査する中、恐れていた出来事が!それは、こよみの元同級生だという、爽やか系今どき男子(しかも好青年)小山内の登場で!?ホラーなのに胸キュンと大人気、青春オカルトミステリ第3弾。

【著者紹介】
櫛木理宇 : 1972年新潟県生まれ。大学卒業後、アパレルメーカー、建設会社等の勤務を経て、執筆活動を開始。現在会社員。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 夢追人009

    オカルト研究会5人の大学生のキャンパス・ライフと怪奇な心霊現象奇譚が絶妙にブレンドされた恋愛ホラーミステリの3冊目です。このシリーズの魅力は死者の霊が怨念で化けて出るだけの単純な構造ではなく複雑に捻ったマニアックなオチが用意されている点で、加えて100%現実路線の方向へ転じて読者をガッカリさせたりしないのも大きいと思いますね。私が考えるメンバー5人の一番の長所は欲得抜きの無償の人助けですね。こよみに片思いの森司は強力な恋のライバル小山内にさえ遠慮してしまうヘタレぶりですが、でも優しさが彼の美点でしょうね。

  • いーたん

    小山内くん、いい奴だなぁ。いい奴すぎて、逆に不憫になる。だって絶対に最終的にはこよみに振り向いて貰えないだろうって思う。 ホラーより青春物語が楽しい。あっそれより俺、藍が好きだw

  • bookkeeper

    ★★★☆☆ 再読。雪女の祟り、ポルターガイスト、死に誘う沼…。オカルト研究会の周りでは相変わらず奇怪な事件が目白押しです。医学生でイケメンのライバル小山内君も登場し、こよみちゃんと森司君の関係にも変化が…?  陰険な教授とポルターガイストのお話しがいい感じ。ポルターガイストを起こしていたものの正体にもサプライズがあって楽しめた。  お花見や、鉢植えの育てかたなどで少しずつ距離を縮める2人。お弁当作りでは思い切りいい格好したと打ち明けるこよみちゃんがたまりません。彼女のお稲荷さんはとても美味しそうだった。

  • ごに

    ここに来てハイスペックなライバル登場!ヤキモキする森司が面白いww一話の祟りの話は自業自得とはいえ、当事者は色んな意味での恐怖を味わった事でしょう。ラストの話で森司が活躍するのは定番になりましたね。こよみの中で森司の存在が変化しつつ有ることを周りは皆気付いているのに、当の本人はおれは打たれ弱い。だから期待しない。≠ニか。どんだけヘタレてるのよ!!(笑)

  • まりも

    1巻と比べるとホラー要素がかなり上がってきてますね。読んでいてゾクッとする瞬間が来るようになってきた。マイナスの感情がきっかけで生まれた心霊現象っていうのはベタだけどそれだけに怖さが十分なんだよな。さて今回は森司君にイケメンの恋のライバルが現れる回です。こよみの前では不器用になってしまう小山内君を助けてしまい後で焦る森司君は見ていて微笑ましいですね。オカ研の皆に暖かく見守られながらの恋の行方はどうなるのか。

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