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ホーンテッド・キャンパス 最後の七不思議 角川ホラー文庫

櫛木理宇

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041096796
ISBN 10 : 4041096790
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2020
Japan

Content Description

最恐の七不思議「ササラ先生」とは? 胸キュンも恐怖も最高潮!

近づくクリスマス。こよみちゃんとのイヴデートを夢見る森司をよそに、オカ研には緊急の相談が。七不思議「ササラ先生」。夜の学校に現れ、怒らせると家を訪ねてくるというそれが、真夜中に部屋の窓を叩いて呼びかけてきた――。戦慄の七不思議誕生に隠された衝撃事件とは? 閉ざされた学校で膨れ上がる怨念が、森司たちを追い詰める! ほか、掛け軸を抜けだす女、進化する瑕疵物件など、恐怖も恋も止まらないシリーズ第17弾。

【著者紹介】
櫛木理宇 : 1972年新潟県生まれ。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年、「赤と白」で第25回小説すばる新人賞を受賞し、二冠を達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ままこ

    ホラーもラブコメも同時に楽しめるシリーズ17作目。「壁の美人画」落ちぶれた旧家にある祟りの掛け軸とは…。「涙壺に雨の降る」瑕疵物件での怪異。無神経の残酷さにゾッとした印象深い作品。「最後の七不思議」学校を舞台にした社会派ホラー。過去の事件がリンクする。悪しき集団心理は恐ろしい。自分本位な現実の事件にも共通するものがありそうだ。タイトルにも納得するザワッと余韻を残すラストで怖面白かった。常識面をした価値観の押し付けは確かに苦しい。ひと皮むけた森司とこよみちゃんの進展も楽しみな清々しいエピローグ。

  • あっちゃん

    今回は学校の七不思議、私のいた学校では七不思議は無かったのだけど、ホラーでこのネタはお約束(笑)過去の事件と現在の事件に結び付くある意味定番のホラーとラブコメに安心感( ̄▽ ̄)

  • のりすけ

    ついに、とうとう、次巻あたりで「ちゃんとしたデート」にこぎつけるのか?ホラー部分、今回はそんなに怖くなかったな。「あるべき」「らしさ」の呪縛にとらわれれる必要性はないよ。このテーマ、刺さる人はきっとすごく刺さるんだろうな。それよりポスドクの悲劇が辛いっす。

  • ネムコ

    今回は怖かった。三つのお話は全部に一人は厭な人間が登場する。社会が悪いというより、人間が悪い。そして最後のお話のラストは、怪談の怖さに不感症になってる私さえ一瞬背中が冷たくなりました。ゾクゾク! でもエピローグのバカップルのおかげで身体に暖かみが戻りました。ビバ、森司&こよみちゃん♥ この二つの温度差がこのシリーズの醍醐味ですね。

  • シリーズ17作目。今回は掛け軸から抜け出す女、涙壺に遺された憎悪、学校の七不思議の一つ「ササラ先生」の3篇。もう17作目だし、この怖さにも慣れてきたはずだというのに、「ササラ先生」が夜訪ねて来るところは読んでいて何だかぞわぞわして怖かったな。やっぱり学校というだけで身近に感じるし、特別なのかもしれない。今回も怪異の裏には嫌な感じに歪んだ人間模様があって、人間って…と思ってしまうところも。そんな中、本当に健全に関係を築いているオカ研メンバーはやっぱり素敵。森司が見つけ出した「男らしさ」の答えも私は好きだな。

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