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橘外男ワンダーランド 怪談・怪奇篇

橘外男著

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784924420953
ISBN 10 : 4924420956
Format
Books
Publisher
Release Date
July/1994
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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 作者の怪談ものは語り口が淡々としていて...

投稿日:2009/12/07 (月)

 作者の怪談ものは語り口が淡々としていて、却ってそれが独語の余韻を誘い、一種の迫力を増していると思う。

白塗りのサル さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶうたん

    第1期で途絶した作品集の1巻。ちなみに書痴的なネタとしては1,2巻は写真とは別の初期装丁があるところか。本書は怪談集で、数十年振りに読む「蒲団」はやはり日本怪談史上有数の怖さを誇るという感想は変わらず。多彩かつどんなジャンルでも読ませるところは、現代で似た芸風を慮ると篠田節子だと思うが、どうだろうか。橘外男も怪談や伝奇が取り上げられがちだが、「酒場ルーレット紛擾記」など無類の面白さで、第1期に含まれないのが意外だ。近代デジタルライブラリでも読めるようなので、広く読まれることを切に願う。

  • たく

    この人の日本の話は面白い。 亡霊怪猫屋敷なんか冒頭??と思ったがこうなるとは。丁寧な語り口で進んでいく懐かしい雰囲気の話が多くて好ましい。 逗子物語 蒲団 生不動 仁王門 亡霊怪猫屋敷

  • べらし

    戦前の大衆作家にはハリセンをバシバシひっ叩く講談調の面白さというものがあると思う。それは当然人情と胡散臭い因果応報の世界であって、もっともらしい顔をした所謂近代文学の繊細さとは甚だしく相性が悪い。この中だと「亡霊怪猫屋敷」はその点痛快だったが、より「文学的」な他短編の差別・偏見の露呈にはいくら時代的制約とはいえ耐え難いものがあった。しかし、そういう視点を持っていま読み直したほうがいい古典は案外多い気がする。 乱歩とか。

  • Steppenwolf

    FからG評価。何せ古い作家なので作品中のページは文字で埋められている。読むのに時間と集中力を要する。筑摩の作品集を見てこの作家に興味を持ち一時期作品を探し回った。

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